「食生活環境ゼミナール」と「臨床栄養研究および実践ゼミナール」が学童保育施設で食育活動をおこないました。
管理栄養学科「食生活環境ゼミナール(土谷知弓講師)」「臨床栄養研究および実践ゼミナール(落合由美教授)」の3・4年生が、施設の受託運営を行うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社との連携のもと、学童保育施設における栄養教育活動を開催しました。
今年で4年目となるこの食育活動は、全7施設の小学生に向け、楽しい人形劇やクイズ・ゲームを通し、"食の大切さを学び、興味をもってもらえる"ように、毎年新たな企画を考え実施しています。
今年は、次の企画を実施しました。
<食事バランスキャラクター寸劇>
<3色食品群グループ分けゲーム>
<夏野菜シルエット3択クイズ>
<土の中身は何だろな?クイズ>
<お箸の正しい持ち方>
人気キャラクターや栄養士が登場する「人形劇」では、キャラクターが子どもたちと対話しながら、食事バランスや朝ごはん、水分を摂ることの大切さを伝えました。
「土の中身は何だろな?クイズ」では、大根やじゃがいもなど土の中で成長する根菜類の花の写真を見て、卓上の根菜類の写真から、どれが合うのかを選ぶクイズです。
ゼミ生「このお花に合う野菜を選んでね!よーいスタート!」
子ども「人参~!」「大根~!」
ゼミ生「正解は、大根でした!!」
子ども「ヤッター!!」
ゼミ生「大根は、どんなお料理で食べますか?」
子ども「大根おろし~」
ゼミ生「そうですね。おでんもありますね。実はたくあんも大根なんですよ~。」
子ども「へえ~」「知らなかった~」
と、子どもたちが身を乗り出しながら、楽しく学びを深めている姿が印象的でした。
この他、「3色食品群グループ分けゲーム」「夏野菜シルエット3択クイズ」「お箸のマナークイズ」「お箸の正しい持ち方の練習と豆つかみゲーム」などを行いました。
次々に登場する体験型クイズに夢中になっている子どもたちを見て、私たちも元気をいただきました。
<ゼミ生の学び・感想>
★子どもたちがゲームを通して、食品や食事について楽しく学ぶ様子が見られました。特に3色食品群分けやお箸の豆つかみゲームでは、夢中になって挑戦する姿が印象的で、遊びながら学べる食育の大切さを改めて感じました。
★自分たちが作成した食育媒体で、子どもたちが楽しく学んでいる姿を見て、達成感を感じました。子どもたちは思っていた以上に私たちの行動を見ているのだと感じる瞬間もあり驚きました。
★実際に子どもたちの反応を見ることができ、とても貴重な経験になりました。
★予想以上にリアクションがよく、楽しんでくれたのでよかったです。
★子どもたちは知識も豊富で率先した発言が多く、特に男の子は勝負心が強いためか、とても盛り上がりました。
★子どもたちがとても元気がよく、私も楽しかったです。多くの刺激を受けた良い経験となりました。
<食育活動を開催してきました!>
【家政学部管理栄養学科】