2025年08月21日 (木)
大船キャンパスで神奈川県高等学校長家庭科研究会の視察研修会が実施されました。
7月30日に神奈川県高等学校長家庭科研究会の令和7年度視察・研修会が、大船キャンパスにて実施されました。家庭科教員養成大学における教育課程や履修内容を知り、施設見学を通して、若手育成について考えるとともに、家庭科教員の力量を高め、県内高校生に還元することを目的とし、神奈川県内の高等学校の校長、家庭科教諭、県指導主事など14名の先生方が参加されました。
視察・研修会では、はじめに本学の概要と家政保健学科の教育内容について紹介し、50年以上の歴史のある本学の家庭科教員養成の特色についてご説明しました。
その後、家庭科と情報科の教科間連携の一例として、コンピュータプログラミングを活用したデジタル刺繍ミシンのデモンストレーションを体験していただきました。
さらに施設見学では、第1調理実習室、保健系多目的室、住居デザイン室、被服衣料系実習室において、それぞれの実習室で授業を担当している教員が、教員養成に関連する授業の内容を中心に、学生の学びの様子や分野の動向についてご説明しました。
当日は津波警報が発令され、交通機関の乱れなどのアクシデントもありましたが、参加された先生方からは「鎌倉女子大学のホスピタリティ溢れたおもてなしの心を感じた」「学生を大切に思う姿勢が素晴らしいと思った」との感想をいただきました。
お迎えした教員一同、神奈川県内の高等学校との連携に多くの示唆をいただくとともに、本学の家庭科教員養成について振り返る貴重な一日となりました。
【家政学部 家政保健学科】