児童学の高度な専門研究に挑戦し課題解決に貢献する人材を育てます
教育・心理・健康福祉・表現文化を領域とする児童学の学びを深め、今日の児童をめぐる課題解決のための理論を探究、応用実践力を身につけます。児童の幸福と成長に貢献できる高度な専門性と豊かな人間性を備えた人材をめざします。
また、国家資格 公認心理師に対応したカリキュラムになっています。
学びの内容
教育・心理・健康福祉・表現文化を領域とする、児童学の学びをより深めていくための修士課程です。3つの研究科目群(クラスター)から、自分の問題意識に応じた課題を選択し、発達・心理・環境・生活行動・存在価値など、児童に関する包括的な専門研究を行います。
児童学総合研究科目群(クラスター)
「初等教育」「幼児教育」「健康福祉」「表現文化」の4分野を有機的に関連付け、総合的に学びます。その各専門分野の統合された視点から、児童や児童を取り巻く課題を見つけ、解決に向けての学習と研究を行います。
子ども心理学研究科目群(クラスター)
「子どものこころと行動」と「子どもが生きる自然・社会・文化的環境」の相互関係について、心理学の観点からアプローチします。18歳未満の子どもの発達過程を連続的な視点で学び、研究を行います。
学校教育学研究科目群(クラスター)
「小学校教諭専修免許状」を取得し、教育現場で指導的な役割を果たす教員をめざします。併設の初等部(小学校)との連携によるフィールド研究で、理論と実践の検証と統合を行います。
取得できる免許・資格
- ・小学校教諭専修免許状*1
- ・幼稚園教諭専修免許状*1
- ・特別支援学校教諭専修免許状*1
(知的障害者・肢体不自由者・病弱者) - ・学校心理士受験資格
- ・公認心理師受験資格*2
- ・臨床発達心理士受験資格
- ・認定ムーブメント教育・療法上級指導者 資格
(ムーブメント教育教師・ムーブメント療法士)*3
- *1「 小学校教諭専修免許状」を取得するためには「小学校教諭1種免許状」の所持、「幼稚園教諭専修免許状」を取得するためには「幼稚園教諭1種免許状」の所持、「特別支援学校教諭専修免許状」を取得するためには「特別支援学校教諭1種免許状」の所持が前提です。
- *2 大学の公認心理師養成カリキュラムで所定科目を履修し卒業していることが条件です。
- *3 ムーブメント教育教師またはムーブメント療法士を資格申請時に選択。