児童学部 児童学科

幼稚園教諭、保育士、特別支援学校教諭を目指す場合

「スタートアップセミナー」を通し、学修に必要な技能やコミュニケーション力を身に付けます。取得を目指す免許・資格に必要な科目の履修を開始します。

4年間の履修例

1年次春セメスター(第1セメスター)

 
1          
2 生物学の基礎 教育原理 教職概論(同和教育を含む) 図画工作① 児童学
3 子どもの保健 保育原理     スタートアップセミナー
4 建学の精神 心理学 情報リテラシー   健康・スポーツ科学
5     英語①   スポーツ実技
6          

2年次からは、自分が深めたい専門性を意識しながら本格的な学修に入っていきます。第3セメスターの初めには免許・資格の課程履修登録があります。

4年間の履修例

2年次秋セメスター(第4セメスター)

 
1       病弱教育① 社会的養護
2     ドイツ語①    
3 建学の精神 実践講座②   日本国憲法   知的障害教育①
4 子どもの健康と安全       幼児指導
5 保育内容演習表現       乳児保育
6 フランス語① 教育制度     肢体不自由教育①

乳幼児・児童に関する領域を幅広く履修しながら、ゼミナールを通し卒業研究の準備を始めます。8月頃から保育士資格の取得要件である「保育実習」に参加します。

4年間の履修例

3年次秋セメスター(第6セメスター)

 
1 子ども家庭支援論 病弱教育② ゼミナール   聴覚・言語障害児の理解と指導
2 児童文化② 建学の精神 実践講座③     情緒障害時の理解と指導
3   キャリアデザイン 障害児保育   教育実習指導
4     保育実習指導II(保育所)   教育方法・技術演習
5     文化人類学    
6     美術の世界    

最終学年として卒業論文の執筆や教員免許の取得要件である「教育実習」に臨みます。就職に向けて理想の将来像を実現していく時期です。

4年間の履修例

4年次春セメスター(第7セメスター)

 
1     ゼミナール    
2   学習心理学      
3 教育実習指導(特別支援教育)     視覚障害児の理解と指導  
4   重複障害児の理解と指導      
5 子育てカウンセリング        
6          

授業時間

時限 授業時間
1講時 8:40~10:10
2講時 10:20~11:50
3講時 12:40~14:10
4講時 14:20~15:50
5講時 16:00~17:30
6講時 17:40~19:10

学生の声

幼児から児童への成長過程の知識を、小学校での教育に生かしたい


入学当初は保育士を目指していましたが、2年次の「教職等インターンシップ」で小学校へ行き、子どもの自立心を育む大切な期間に関わることのやりがいに気付き、小学校教諭への挑戦を決めました。途中で進路変更ができたのは、複数の免許・資格を目指せる学科だったおかげです。大学では、保育と教育について学び、0~12歳までの成長過程を知ることができました。成長過程によって、保育士や教員に求められることが異なりますし、それを生かした教育も必要です。例えば、保育園や幼稚園の年長児は、先生の話を聞き、時計を見て行動することが可能です。それを知った上で小学1年生の担任になれば、次のステップとなる行動を促し、さらに一人ひとりの個性を伸ばす教育へとつながります。そのため、教員採用試験の面接では、幼児期からのつながりを意識した教育ができることをアピールしました。春からは自分を育ててくれた故郷に帰って小学校教諭として働きます。地域の保育園や幼稚園とも連携しながら、子どもの成長を支えていきたいです。

A・Mさん
児童学科4年
内定先:栃木県教育委員会(小学校教諭)