鎌倉女子大学の歴史を刻む幼稚部から高等部までのメインキャンパス

大学・短期大学部のメインキャンパスは「大船キャンパス」ですが、幼稚部から高等部までを併設する「岩瀬キャンパス」も一部利用しています。第51回神奈川県建築コンクールで優秀賞・アピール賞を受賞（平成16年）したプール棟をはじめ弓道場など、クラブ活動で利用する機会も多く、もうひとつの充実した学園生活の場となります。2021年に、中等部・高等部の緑あふれる新校舎が完成しました。

平成15年には幼稚部から高等部の各棟がリニューアルされ、よりゆとりあるキャンパスに。カフェテリアを併設した室内温水プール、大学・短期大学部の入学式・卒業式などの式典にも利用される1306名収容可能な大ホール・松本講堂があります。

北鎌倉の自然の美しさにふれ日本の伝統文化を学ぶ学舎

北条氏にゆかりの深い北鎌倉には禅刹が多く、禅学興隆の時代の雰囲気が今なお残されています。山ノ内学舎は「市中の山居」の風情をたたえる趣深い環境のなか、数寄屋造りの母屋、茶室、展示館の3棟と和風庭園が広がっています。四季を通して美しい庭園を愛でながら、茶道、華道、作法などの伝統文化を学ぶことができます。

平柿葺き屋根と木賊張りでできた古風な門をくぐると、350坪の敷地に豊かな緑と和風建築。茶室は「にじり口」、低い天井、最小限の採光など伝統的な姿のまま茶事に集中できる環境が整っています。

鎌倉幕府ゆかりの歴史ある地に建つ学生や市民の多彩な文化活動の拠点

鎌倉幕府開闢の地である二階堂に、学園創立50周年記念事業の一環として建築されました。施設は大小2つの棟で構成され、学生の研修、視聴覚授業、講演会、演奏会など幅広く利用されています。また、卒業生や市民を迎えた文化活動、国際交流の場などとして、広く社会的な文化活動にも開放されています。