授業紹介
調理実習基礎
調理技術を身に付け、効率のよい料理作りを目指す
調理学の理論を実践し、料理作りを行います。調理実習には基礎と応用があり、基礎は日常生活に必要な調理技術を身に付けます。実習は主食、主菜、副菜、汁物、デザートを組み合わせ、グループで行っています。作業工程図を書き、デモンストレーションを見て進めますので、効率よく料理作りができるようになります。家庭科教諭、フードスペシャリストを目指す学生や、調理に興味を持つ学生たちが履修しています。
住居学
実は身近な住居について幅広く学ぶ
住んでいながら詳しく知らない住居について知ることを目的として、図版を多用した分かりやすい授業を展開しています。住まいの仕組みや造られ方、子育て世帯・高齢者の住まい、あるいは世界中の多様な住まいや歴史などを学びます。また、地球に優しいエコ住宅とはどのようなものかを学ぶとともに、自身で考え、意見交換する場を設けています。このほか、LDKをプランニングして描く製図実技も行っています。家庭科教諭の免許を取得するための必修科目です。
家政学
「家政学とはどのような学問か」を理解する
家政学の方法論、家政学の成立史について学びます。また、衣生活、食生活、住生活の現状と課題について学び、よりよい生活の実現について考えます。
保健学
生涯、人々が健康に過ごすための学問
生活習慣、栄養、運動、環境、社会的要因など、健康に影響を与える要因を探求し、予防・管理の戦略を考えます。より健康で豊かな生活を送るための学びです。
養護活動実習
養護教諭としての実践的な経験を積む
養護教諭として必要なスキル・知識・職業倫理を習得し、実践的な経験を積む授業です。この授業では、学校内での養護活動を経験し、主に健康管理や安全管理などについて学びます。その内容は、健康診断の方法・技術、健康観察の方法、健康教育や健康相談の実施方法、健康記録の管理、児童生徒・保護者への対応などです。実際の保健室のような養護実習室で、実習を行います。
生活とマネー②
生活設計のための金融知識を身につける
日常生活において必要となる知識のうち、リスク・マネジメント、不動産、相続等、各種のライフ・イベントと深くかかわるテーマについて学んでいます。これらの分野は、金融リテラシー、リーガル・リテラシー等を含み、複雑化する社会において自立した消費者となるために誰もが身に付けておくべき知識です。ファイナンシャル・プランナーの資格取得も意識し、有資格者による招請講義、保険教育などにも取り組んでいます。
インテリアデザイン
インテリアを計画し表現する力を養う
日々のくらし、身の回りを彩るインテリアについて、文化、歴史、人間工学、心理面など多角的な視点から基礎知識を学びます。授業は、実例や画像などを取り入れて、分かりやすく展開。実生活にも役立つプランニング力を養います。
被服実習応用
浴衣を製作し着物の構成と和裁の技法を学ぶ
好みの色や柄の反物を選択し、自分の体型に合う浴衣を製作します。裁縫が苦手だったり、未経験の人でも15回の授業を通して、浴衣を完成させることができます。手縫いが多く、時間がかかりますが、完成した時には達成感を味わえます。授業の最終回には、ファッションショーと写真撮影をします。浴衣の製作を通じて、洋服との構成の違いや、日本の染織文化も学ぶことができます。
健康相談活動
養護教諭としての役割と対応方法を身につける
「健康相談活動」は、3年の「養護実習」における学校現場での経験をもとにして、大学内の授業でロールプレイングを中心に、養護教諭としての対応方法を学ぶとともに、子ども役を経験することにより子どもの気持ちを理解します。養護教諭免許の取得に必要な科目の総まとめとなる科目であり、学校組織の一員としての養護教諭の役割も確認します。
カラーコーディネート
色を知るだけでなく、使えるように
色彩の仕組みを知って各色のイメージ、組み合せ方を学びます。色片の切り貼り演習、色彩分析や計画の実践を行うことで色を使いこなせるようになります。
臨床看護実習
地域の施設・病院実習で子どもの多様性を実感
学校と連携する地域の児童養護施設、子ども専門病院、重症心身障がい児(者)施設、総合病院などの機能と役割や、そこで働く職種の専門性を知り、子どもたちや家族との関わり方を学びます。
消費者調査法
消費者調査の意義と手法を具体的に学ぶ
消費者ニーズの的確な把握は経営戦略の重要な視点です。その手法を調査票の作成や調査、結果の集計と分析を通して実践的に学習します。最終的にはグループワークによる報告書の作成まで行います。
食育論
「食育」の必要性を知り実践に役立てる
幼児や小児に対する食育の目的や背景を理解し、自分の食生活をモデルに食育の必要性を考えます。また、食教育計画を立案して発表・相互評価を行い、実践力を高めます。
「商品比較研究」ゼミナール 岩田 建 教授
市場にある類似商品を比較し、違いを明確にする
市場の類似商品を比較し、商品の違いが販売に及ぼす影響について検討します。例えば、棒状のプレッツェルにチョコレートをかけた商品がいくつかのメーカーから販売されていますが、それぞれ微妙に違っており、この微妙な違いで好みが分かれます。このように、市場調査により売れそうな商品を系統的・理論的に考えるマーケティングを中心に、将来、企業で商品企画書を作成するための方法論を学んでいきます。
「コミュニケーション実践」ゼミナール 高橋 紀和子 准教授
自分の傾向を知り、社会でしなやかに生きる力を鍛える
3・4年生合同で和やかに活動し、自分のコミュニケーションの課題に向き合いながら「話す/聴く」だけではないコミュニケーションを実践的に学びます。毎週の近況スピーチや相互インタビューなどのワークで自分の傾向を知り、2年間じっくりと知り合いながら人間関係を構築していきます。みどり祭のプロジェクト学習では、役割分担を通して集団の中での自己の在り方を発見し、社会でしなやかに生活や仕事をしていく力が鍛えられます。
その他のゼミナール例
- ・家族関係学
- ・被服学
- ・保険法
- ・住居研究
- ・健康教育学
- ・授業づくり研究
- ・社会生活と法律学
- ・看護学
卒業研究テーマ例
- ・化粧意識の変化とジェンダーレス化
- ・K-POPの流行と日韓のエンターテイメント市場の違い
- ・湘南・横浜地区における駄菓子市場の現状と今後の展望
- ・『高齢者住宅を基とした地域密着型の街づくり』の模型制作
- ・ブラックウェディングドレスの制作 ~私の夢が始まる1着~