授業紹介「学校教育実践演習」第2回
皆さんこんにちは。教育学科1年のやなぎ乙女です。9月は暑い日が続きましたが、10月に入り、だんだんと秋の気配が感じられるようになってきました。
さて、前回の「学校教育実践演習」第1回はご覧いただけたでしょうか。今回は、実際に御殿場で行った活動の様子や感想をお伝えします。まだお読みでない方は、ぜひ第1回の記事もご覧ください。
写真:ラテ
<1日目>
合宿1日目は、アイスブレイク(IB)や野外炊事、キャンプファイヤー(CF)などを行いました。
学生はそれぞれ、御殿場市にある国立中央青少年交流の家「富士のさと」に向かいます。最寄りの御殿場駅から交流の家までは、一般の方と同じ路線バスを利用しました。学生の人数が多いため、事前にバスの増便を手配しました。教員になった際には遠足などでバスの手配を行うこともあるため、担当した学生にとって貴重な経験になったと思います。
当日の朝には、交通の影響で一部想定外のことも起こりましたが、係の学生が落ち着いて判断し、無事に全員が交流の家へ到着することができました。こうした予期せぬ事態に臨機応変に対応する力も、実践演習を通して学べる大切なことの一つです。
到着後は昼食をとり、12時30分から開講式に参加しました。開講式のあとは、学生のIB係によるレクリエーションの時間です。実践演習では、ランダムに分けられた班で行動します。全く関わりのなかった人同士で班になるため、最初は少し緊張していましたが、このIBを通してすぐに打ち解けることができました。レクリエーションの進行はとてもスムーズで、説明もわかりやすく、IB係の丁寧な準備が伝わってきました。
その後は、はじめよりも少し仲良くなった班員と協力してカレー作りです。施設の方や大学の先生方、食事・生活係の指示に従い、安全に注意しながら調理を進めました。食事・生活係の段取りも良く、協力しておいしいカレーを完成させることができました。
写真:ふじ
そして、1日目最後のビッグイベントはキャンプファイヤーです。CF係の学生が中心となり、実践演習の開幕を盛大に盛り上げてくれました。歌を歌ったり、みんなで踊ったりと、夜の広場は笑顔と歓声に包まれました。
特に印象に残っているのは、「ジンギスカン」の曲に合わせて全員で踊った場面です。最初は小さかった声がどんどん大きくなり、会場全体が一体感に包まれた瞬間でした。
写真:ふじ
1日目から盛りだくさんの内容で、楽しく学びの多い一日になりました。それぞれの係が細部まで準備を重ね、その努力が合わさって一つの行事が成り立っていることを実感しました。また、どんな場面でも臨機応変に対応することの大切さも学ぶことができました。
次回の「学校教育実践演習」の第3回では、2日目の活動について紹介いたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【教育学部 教育学科】
