2026年10月08日 (木)
心理学の研究を社会へ ― 企業見学と学会発表
「心理教育プログラムゼミナール(初澤宣子講師)」では、心の健康を支える「心理教育プログラム」に関する研究を進めています。
ゼミ生は、心理教育プログラムに関連するテーマを設定し、先行研究の調査から研究計画の立案、調査・分析、結果の考察までを2年間かけて行い、卒業論文としてまとめます。テーマの例として、読書療法(Bibliotherapy)、社会性と情動の学習(Social Emotional Learning)などが挙げられます。
今年度は、大学での学びや研究を社会とつなげる活動にも取り組んでいます。
7月には、共同研究を行っている大日本印刷株式会社(DNP)を訪問し、「市谷の杜 本と活字館」の見学や、ヒューマン・エンジニアリング・ラボにおいて研究開発が進められているVR(仮想現実)技術の体験などを行いました。心理学の研究が、大学の中だけではなく、企業における技術やサービス、社会のさまざまな取り組みとどのようにつながるのかを考える機会となりました。
【企業見学の様子】
また、9月には、日本心理学会第90回大会に参加し、「VR展示による読書体験の試み―ポジティブ感情および読書動機づけに着目して―」という表題でポスター発表を行いました。来場者への説明や質疑応答を通して、研究成果を他者に伝え、異なる視点から研究について考える機会になりました。
【学会発表のポスター】
心理学の研究では、先行研究を読み、データを収集・分析するだけでなく、得られた知見をどのように社会や教育の実践につなげていくかを考えることも重要です。心理教育プログラムゼミナールでは、今後もさまざまな活動を通して、心理学の理論と社会・教育の実践をつなぐ研究に取り組んでいきます。
【児童学部 子ども心理学科】
