2026年07月21日 (火)
ゼミ紹介「実験心理学ゼミナール」
辻田匡葵講師のゼミは、実験研究を行うことを特色としています。知覚・認知心理学や生理心理学、感情心理学に関わる領域で、学生の興味関心に応じてテーマを設定し、先行研究をまとめ、研究計画を立案し、心理学実験を実施します。実験によって得られたデータを分析し、その結果に基づいて考察を深めることを通して、論理的思考力や批判的思考力を養います。今年度から開講されたゼミのため、ゼミ生はまだ3年生のみです。3年次の春セメスターでは、自分のテーマに関連する先行研究について発表し、ゼミ生全員で多角的な視点から議論し、研究アイデアを生み出す力を養っています。最初は日本語で書かれた論文を読みますが、少しずつ英語で書かれた論文にも取り組みます。
これまでの発表では、注意欠如・多動症(ADHD)児に対する介入研究、共食行動と嗜好品の主観的評価に関する研究、感情と心理的時間に関する研究、ライブ演奏が印象評価に及ぼす影響に関する研究など、非常に多様なテーマの先行研究が紹介され、議論を交わしました。論文に出てきた専門用語を自分で調べて解説したり、論文で引用されている他の先行研究にまで目を通して解説したりするなど、主体的に学ぼうとする姿勢も見られました。
【感情のモデルについて解説する辻田講師】
3年次秋セメスターでは、研究計画を立案するとともに、実験プログラムの使い方を学び、実験を実施する準備を整えます。4年次には実験を実施し、得られた結果をもとに卒業論文を執筆します。心理学実験を通じて、新たな知見を発見する面白さに触れることが期待されます。
【児童学部 子ども心理学科】
