2025年07月23日 (水)

アルバイトと学業

皆さん、こんにちは。教育学科2年のもりもりです。猛暑が続き不安定な空模様が続いていますね。

さて、私は現在、教育学部に通いながら、塾講師のアルバイトをしています。将来は中学校の教員になりたいと考えているので、学業とアルバイトの両立は夢の実現に向けて非常に意義深い経験となっています。
塾では個別指導ではなく一斉授業を行っています。多くの生徒を同時に指導するため、一人ひとりの理解度や集中の度合いに気を配りながら授業を進める必要があります。大学で学んでいるカリキュラム論や教育学、国文学概論などの知識が、実際の指導現場でどのように活かされるのかを体感できることは非常に貴重だと思います。例えば、クラスの中で積極的に質問ができない生徒に声をかけたり、授業の板書案や教材研究を工夫して生徒全員が理解できるように努めたりすることは、まさに教育者としての基礎を築く実践の場となっています。
一方、学業との両立は決して容易ではなく、始めたばかりの頃は、特に、試験期間や課題提出の時期に、自分の勉強と塾の授業準備や生徒対応とのバランスをとることに苦労しました。しかし、この経験を通して効率的な時間管理の大切さを学び、計画的に日々のやるべきことをこなす力が身に付いたと思います。忙しい中でも集中して取り組む力は、教員としても必ず求められると感じています。
また、塾の授業の現場で感じるのは、生徒同士の関係性やクラスの雰囲気が学習意欲に大きく影響するということです。中学校の学級でも、人間関係を上手に築くことは生徒が安心して学ぶための基盤になると思います。塾講師のアルバイトで、人間関係で悩んでいる生徒への支援や対応の仕方を学ぶという、将来の教員生活に直結するような経験ができていると感じます。
このように、塾講師のアルバイトは大学で学んだ理論を現場で活かす貴重な機会であり、将来、教員になるために、の視野を広げるきっかけの一つとなっています。アルバイトと学業との両立は大変ですが、その中で得た経験やスキルは、私の夢である中学校教員への道の一歩になっていると確実に感じています。今後も、バランスよく続け、知識と実践力を磨いていきたいと思います。

以上、教育学部生の学業とアルバイトとの両立についてでした。アルバイトを探していて困っている方、学業との両立に悩んでいる方へ、少しでも参考になればと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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学術研究棟ラウンジにて自習している様子





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