2025年07月11日 (金)

授業紹介「児童指導」

皆さんこんにちは。教育学部2年のうらこです。今回は加藤和之先生の「児童指導」という授業について紹介していきたいと思います。

皆さんは「児童指導」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか。これは第一回の授業で先生が私たちに出された質問です。私たちのクラスでは「怒られるもの」「恐い」など、「問題行動を起こした子のための指導」というような考えが数多く出ました。しかし、「児童指導」とはすべての子どもに対して、日常的に行う指導や支援のことを指します。この授業では、すべての子どもに対して、どのような指導や支援をしていけばよいのかを毎回違った観点から考え、演習やロールプレイングを通して実践的に学んでいます。
次に、実際の授業の大まかな流れについて説明していきます。まず前回の授業の振り返りをし、その後、授業内容について学んでいきます。
ある回の授業では「多様な背景を持つ児童生徒への生徒指導」という内容で、「障害者差別解消法」の持つ意味や学校はそれをどう受け止めるか、また発達障害について理解し、どのような対応をしていけばよいのかなど、具体的な知識を身に付けます。このように学んだ後に、この授業ではグループ協議をしています。

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グループ協議の様子

このグループ協議には、多くの学びがあります。まず授業で学んだ知識や対応の仕方などを話し合いの中で生かしながら協議をするので、授業内容への理解がさらに深まります。
また、この授業で行われるグループ協議のテーマには明確な正解がありません。正解がないからこそ、いろいろな考えが出て、新たな課題が生まれます。クラスメイトの意見を聞くことによって、自分の考えの幅を広げていけるというところも良い点だと思います。
皆さんも 鎌倉女子大学教育学部教育学科へ進学して、一緒に「児童指導」について学んでいきませんか。




【教育学部教育学科】