三浦学苑高等学校との高大連携事業におけるフィールドワークを実施しました。
三浦学苑高等学校と本学との高大連携協定の一環として、2026年度より同校の探究学習支援がスタートしました。本学が担当するテーマは、『「情報デザイン」の力で日常をアップデート!』と『Miura Goes Global プロジェクト!』(三浦市の地域振興プロジェクト)の二つです。
6月4日には、これらのテーマで探究活動を進めている三浦学苑高等学校普通科2年生がフィールドワークを実施しました。『「情報デザイン」の力で日常をアップデート!』をテーマとするチームは本学大船キャンパスを訪問し、『Miura Goes Global プロジェクト!』をテーマとするチームは三浦市観光協会を訪問しました。
「情報デザイン」の力で日常をアップデート!チーム
本学大船キャンパスでは、教育メディアクリエーション学環の施設であるクリエイターズ・ラボを会場に、高校生が教材分析を通して情報デザインについて学ぶワークショップを実施しました。
当日は、小学校向けドリル教材で豊富な実績を持つ教育同人社の教材本部ドリルグループの方を講師としてお招きし、紙教材とデジタル教材それぞれに施されている工夫や設計思想について専門的な視点からご講話いただきました。
生徒たちは実際の教材を分析しながら、「なぜこのデザインになっているのか」「どのような工夫によって学びやすさが実現されているのか」といった視点で考察を深め、自らの探究テーマを具体化していきました。
また、教育メディアクリエーション学環の学生が伴走者として参加し、高校生の考えを引き出しながら議論や分析をサポートしました。高校生と大学生の間には活発な意見交換が生まれ、世代や立場を超えた学び合いの場となりました。
Miura Goes Global プロジェクト!チーム
一方、『Miura Goes Global プロジェクト!』チームは、三浦市観光協会を訪問し、地域振興や観光施策について学びました。
当日は、三浦市観光協会事務局長の矢島様より、現在の三浦市の観光振興の取り組みについて詳しくお話を伺いました。三浦市では、京急電鉄との連携による「まぐろきっぷ」などの観光誘客施策や、三浦国際市民マラソン、河津桜まつりといった大規模イベントの開催を通じて地域活性化を図っていることをご紹介いただきました。
その一方で、観光客の多くが日帰りであることや、増加する外国人観光客への対応として多言語化や情報発信の充実が課題となっていることなど、地域が抱える現状や課題についても率直にお話しいただきました。
生徒たちは事前学習で調べてきた内容をもとに様々な質問を行い、高校生ならではの柔軟な発想による地域振興や観光活性化のアイデアを提案するなど、有意義な意見交換を行うことができました。
今回のフィールドワークを通して、生徒たちは教室の中だけでは得られない実践的な学びを経験し、探究テーマへの理解をさらに深めることができました。今後は今回の調査やヒアリングで得た知見をもとに探究活動を発展させ、情報デザインや地域振興の視点から具体的な提案づくりに取り組んでいく予定です。
本学では今後も三浦学苑高等学校との高大連携を継続し、高校生の主体的な学びを支援するとともに、大学内外での実践的な学びの機会となる活動を積極的に推進してまいります。
【入試・広報センター/教育メディアクリエーション学環】
