2026年05月29日 (金)
授業紹介「産業・組織心理学」
今回は、子ども心理学科2年生の専門科目「産業・組織心理学」についてご紹介します。授業担当は、望月紗綾香講師です。本科目は、公認心理師養成カリキュラムの必修科目となっています。
心理学というと、子どもの発達やカウンセリングを思い浮かべる方も多いかもしれません。産業・組織心理学では、働く人々の心理や行動に注目し、職場環境や組織運営に関わるさまざまな課題について、心理学的な視点から考えていきます。
授業では、募集・採用、評価と処遇、キャリア発達、職場の人間関係、リーダーシップ、仕事へのモチベーション、仕事の疲労・ストレスと心身の健康など、将来の働き方にも深く関わるテーマを扱います。講義とワークシートを通して、職場で起こり得る具体的な課題を取り上げながら、心理学が現実社会でどのように役立つのかを学びます。
例えば、「人はどのような職場で力を発揮しやすいのか」「仕事への意欲はどのように高まるのか」といった問いについて考察します。身近なアルバイト経験や将来の就職、キャリア形成とも結びつけながら学ぶことで、学生自身が「働くこと」について主体的に考える機会を作っています。
心理職として子どもや保護者を支援する場面でも、学校、福祉施設、医療機関、企業など、さまざまな組織の中で人と関わる力が求められます。15回の講義を通して、働く人と組織の両方を理解し、社会の中で心理学をどのように生かすことができるのかを丁寧に学んでいきます。
【児童学部 子ども心理学科】
