学びの風景「小学校英語教育法」~仲間とつくる、未来の英語授業~
初等教育学科2年生開講の「小学校英語教育法」(桐生直幸准教授担当)の授業をご紹介します。
本授業では、現在の学習指導要領で充実することを求められている「言語活動」について理解を深め、言語活動を通して指導する技術を磨くとともに、各学年の学習内容に応じて授業を展開できる授業力をグループワークや模擬授業を通して高めていきます。
グループワークによる実践演習では、3・4年生の外国語活動の授業で、子どもが日本語と外国語の音声の違い等に気づくことができるような導入を考えることを課題としました。授業では3~4人程度のグループになり、導入場面の発表を1人ずつ順番に行います。学生同士が教師役・児童役を交代しながら授業実践を行い、お互いにアドバイスを出し合います。教材づくりや英語表現の工夫を通じて、子どもが英語に慣れ親しめる多様なアプローチを学ぶとともに、子ども目線の授業を考える機会となっています。
<グループワークの様子>
模擬授業では、3・4年生の外国語活動または5・6年生の外国語の単元から1つを選び、単元の導入やSmall Talkによる指導を行うことを課題としました。学生はペアを組み、学級担任役とALT役とに分かれます。ペアで協力して単元の指導計画や学習指導案を作成する中で、子どもが相手意識をもちながらコミュニケーションの意義や楽しさを感じられるような単元ゴールの設定を考えます。
模擬授業前に行うリハーサルでは、同じ単元を指導するペア同士でグループになり、模擬授業とほぼ同じ時間での発表を順番に行います。実践感覚を養えるように、教室の画面にはタイマーで時間を表示します。リハーサルでも学生同士がアドバイスを出し合います。リハーサルを通して指導内容で足りなかった部分をお互いに確認して改善点を見つけることができるとともに、子どもが困りそうな場面を具体的に想像しながら見直せる貴重な機会となっています。
<模擬授業リハーサルの様子>
この講義を通じて、学生は「単元のゴールを明確にして児童と共有することの大切さ」を学び、将来の英語教育に向けた実践力を磨いています。何よりも教師自身が英語を楽しむことの大切さを感じてくれていることでしょう!
【短期大学部 初等教育学科】
