2026年04月30日 (木)

授業紹介「学習・言語心理学」

多くの人が「心理学」と聞いてイメージするのは、医療機関等で行われる心理療法や、スクールカウンセラーによる面接・相談だと思います。もちろん、そういった領域もとても大切で、実践的な学びが積み重ねられるよう、子ども心理学科では様々な科目が準備されています。しかし、心理学はもっともっと幅が広く、「それも心理学なの?」と思ってしまうような領域もあります。この「学習・言語心理学」はそういった"心理学っぽくない心理学"の一つかもしれません。

「学習心理学」はその名の通り、学習すること(英語ではLearning)を扱います。学習と言っても、学校で授業を聞いて新しい知識を身につけること(いわゆる"お勉強")ではなく、「人や動物の行動の変化」ととらえて、行動の変化はなぜ・いつ・どのような時に生じるのか、行動の変化はどういった要素から影響を受けるのかを、科学的に解き明かすことを目指します。心理学の中では、いわゆる基礎心理学に分類される領域です。様々な理論が登場し、人によっては小難しく感じられるため、ゲーム的な活動も取り入れながら体験的に学べるよう工夫しています。

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授業風景

もう一方の「言語心理学」はさらに知られていない領域でしょうか。言語(=言葉)とはなにか、私たちはどのようにして言葉を獲得していくのか、脳の中ではどのような処理が行われているのか、言葉は思考やコミュニケーションにどのように関わっているのか......といったことを学びます。私たちが普段何気なく使っている「言葉」の世界。心理学という視点で掘り下げていくことで、人の心や行動について、様々な発見ができると思います。

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言語心理学で扱う領域のイメージ



【児童学部 子ども心理学科】