2026年03月18日 (水)
「理科実験・観察法」のフィールドワーク
12月18日、小学校教諭教職課程科目「理科実験・観察法」の授業を、鎌倉の材木座海岸と朝夷奈切通で実施しました。
理科の授業では、しばしば理科室では不可能な自然観察をフィールドワークとしておこなう必要があります。
鎌倉は幸い海岸や都市緑地に恵まれており、フィールドワークにはもってこいの自然環境が備わっています。
材木座海岸では貝殻拾いをしました(写真1)。ハマグリやイワガキのような二枚貝、タカラガイやオオヘビガイのような巻貝がいろいろな種類で見つかります。拾い集めた貝殻やスマホで撮影した写真は種同定に必要な標本・情報となります。
<材木座海岸での貝殻拾い>
しかし何と言っても学生が喜ぶのは、美しいサクラガイです(写真2)。鎌倉はサクラガイの名所としても知られており、観光客向けのお土産や工芸品にも使われています。
<サクラガイ>
朝夷奈切通では地層の観察をしました。ところどころ断層や褶曲(しゅうきょく)によって変形した構造が観察できます(写真3)。
<褶曲(しゅうきょく)した地層>
フィールドワークを実施した2か所は、いずれも国の史跡として指定されています。材木座海岸の奥に位置する和賀江島は、鎌倉時代に築かれた港の遺跡です。朝夷奈切通は鎌倉七つの切り通しの一つとしても知られる鎌倉有数の景勝地です。横浜の六浦に抜ける峠道は見事な切岸(きりぎし)が続き(写真4)、当日は綺麗に紅葉したモミジを見ることができました(写真5)。学生にとっては地域の歴史や景勝に触れる機会ともなりました。
<切岸(朝夷奈切通)>
<紅葉したモミジ(朝夷奈切通)>
【児童学部児童学科】
