合格体験記(特別支援学校の教員採用試験)
皆さん、はじめまして。教育学科4年の「三世」です。教育学科の大船diaryを読んでくださっている方の中には、将来教員になりたいと思っている方も多いのではないでしょうか。私は「令和7年度神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験」に合格し、来年度から特別支援学校の教員として勤務する予定です。今回の「合格体験記」では、私自身の教員採用候補者選考試験についての経験をもとにお伝えいたします。教員志望の皆さんの少しでも参考にしていただければ幸いです。
神奈川県の教員採用候補者選考試験には一次と二次の2回の試験があります。
●一次試験対策
筆記試験対策では「暗記はスキマ時間!」と決め、歯磨きや髪の毛を乾かす時間など、少しでも時間があれば参考書を見るようにしました。参考書以外にも、学習指導要領や法令などについて要点のみを抜き出し、iPadのスクリーンショット機能を使って自分なりにまとめノートを作成して学習を進めました。
小論文対策では、ノートに神奈川県の「教育ビジョン」や教育に関する時事問題など、小論文で頻出のキーワードを書き出して整理しました。自分の言葉でまとめることで、小論文だけでなく面接対策にもなり、とても有効でした。こうして教育に関するキーワードを理解したうえで、「過去問」に取り組み、先生方に添削をしていただきました。
(なお、神奈川県の教員採用候補者選考試験は一次試験と二次試験の2段階で行われますが、一次試験の筆記は「かながわティーチャーズカレッジ」のチャレンジコース修了で免除されます。興味のある方はぜひ確認してみてください。)
●二次試験対策
模擬授業については、神奈川県では事前に授業テーマが発表されるため、あらかじめ授業準備をすることができます。しかし、事前に分かっているからこそ、より入念な準備が必要となります。テーマを踏まえ、「子どもにどんな力を身に付けさせたいのか」を明確にし、自分の強みを生かせる授業づくりを心がけました。私の場合、基礎免許が国語(中・高)だったため、国語科の内容を取り入れた授業を行いました。
面接対策では、過去の質問例とそれに対する自分の回答をノートにまとめました。書き出していく中で、自分の強みや教師としての考えを改めて捉え直すことができました。また、本番を想定した面接練習を重ねることで雰囲気に慣れ、想定外の質問にも落ち着いて答えられるようになりました。
これらの二次試験対策は全て「教員採用試験二次試験対策講座」で行いました。この講座は大学で実施されており、二次試験を受験する学生なら誰でも参加できます。受講者は自治体や受験区分ごとに分かれ、面接や模擬授業の対策について丁寧な指導受けることができます。また、面接や模擬授業で役立つような、相手に伝わる話し方についても専門の外部講師から指導していただけます。
私はこの講座に参加し、経験豊富な教育学科の先生方にご指導いただきながら、同じ志をもつ仲間と共に練習を続けました。面接の質問例を共有したり、お互いの授業の改善点やアイデアを話し合ったり、互いに支え合いながら取り組むことができました。時には自信を失うこともありましたが、仲間や先生方の温かい言葉に支えられ、最後まで努力することができました。私が教員採用候補者選考試験を乗り越えられたのは、共に頑張った仲間と心強い先生方の存在のおかげです。
これから受験する皆さんも、一人で抱え込まず、仲間と支え合いながら合格を目指してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【教育学部 教育学科】
