2025年11月25日 (火)

授業紹介「学校教育実践演習」第4回

皆さんこんにちは。教育学科1年のラテです。今回は前回に引き続き、「学校教育実践演習」をお送りします。まだ前回の記事をご覧いただいていない方は、ぜひそちらもあわせて読んでみてください。

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写真:ラテ

合宿3日目は、グループワーク、教員養成のためのワークショップ、そしてキャンドルサービスを行いました。
グループワークでは、イニシアティブゲーム(グループで協力して課題を解決するゲーム)に取り組みました。2つまたは3つの班が合同チームとなったため、これまであまり関わりのなかった人とも話すことができる良い機会となりました。自分から進んでチームを引っ張る人、課題をクリアするために冷静に分析する人など、それぞれの個性を尊重し合いながら協力することができました。                          
次に行った教員養成のためのワークショップでは、「いい先生とは何か」という問いについて、班ごとに話し合い、発表を行いました。「いい先生」とはどのような先生か、また「いい先生」になるために何を意識すべきかを考えることで、班の中でも、自分自身の中でも新たな気付きが得られた時間となりました。
キャンドルサービスは1日の最後の活動でした。ゆれるろうそくの灯を見つめながら、みんなで歌を歌い、1日を振り返りました。心を静める時間の後は、「スタンツ」のコーナーです。各班が、この合宿の想い出を歌・劇・クイズ・ショートコントなどで工夫しながら発表し合い、ドキドキと笑いに包まれた楽しい時間となりました。

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写真:ふじ

その日の夜は宿舎ではなく、テント泊でした。普段は見ることのできない星空の下、自然の中で過ごす特別な夜に、友達との会話も弾みました。みんなで寄り添って寝たことも、忘れられない思い出です。
最終日の4日目は野外炊事で、朝食の豚汁と炊き込みご飯を作りました。1日目の反省を活かし、早めに集合して準備を整え、役割を分担しながら調理を進めました。調理の合間には使い終わったものから片付けを進めるなど、スムーズで協力的な活動となりました。

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写真:ラテ

閉講式では、教員経験のある施設職員の方や、引率の先生方から温かいお言葉をいただき、「学校教育実践演習」を終えました。開講式のときに比べ、この御殿場で様々な経験を積んだみんなの顔つきが変わったように感じられました。

この学校実践演習を通しての感想を、他の学生にも聞いてみました。
Aさん「かなりハードな四日間でしたが、良い思い出と、たくさんの友達ができ、良い経験を積むことができました。最高に楽しかった!」
Bさん「たくさんの活動を通して少し成長できた気がします。スマホなんていらない、充実した四日間でした。心の底から楽しかったです!」

事前準備と4日間の活動を通して、教員としての視点を意識しながら、貴重な経験を積むことができました。そして何より、人として大きく成長できたと感じています。出会って半年も経たない仲間と悩みを共有し、素顔で語り合い、笑い合ったことで、より深い絆が生まれました。これからの大学生活でどんなことがあっても、この仲間たちとならきっと乗り越えられる気がします。
この授業で得た学びを、これからの人生にも活かしていきたいと思います。

ここまで、「学校教育実践演習」第1回から第4回までお読みいただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。





【教育学部 教育学科】

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