2025年11月12日 (水)

英語文献講読会②

子ども心理学科では、大学院進学支援の一環として、英語文献講読会を月に2回のペースで開催しています。英語の基礎的な文法や構文などを学ぶ回を吉岡准教授が、大学院入試対策として専門的な英文読解や面接対策などを行う回を辻田講師、望月講師が担当しています。子ども心理学科に限らず様々な学科の学生が参加しており、学年も2年生から4年生までと多岐に渡ります。学科や学年の垣根を超えて、各々の英語能力を向上させるために切磋琢磨しています。

10月に行われた辻田講師が担当の回では、各参加学生が予め興味のある英語論文を選び、その論文を読んで要旨を日本語訳し、当日に発表する、という内容でした。まず、要旨の日本語訳が合っているかを確認した上で、発表者はどこを翻訳するのが難しかったかを解説したり、わからなかった部分を辻田講師に質問したりすることで、英文翻訳のスキルを磨きました。辻田講師からは、心理学の専門用語に関する解説が行われ、単に翻訳するだけではなく心理学の知識も身につけることの重要性を学びました。さらに、論文の内容について参加学生全員で議論する時間も設けられました。英語論文をただ翻訳して内容を鵜呑みにするのではなく、批判的に読み議論を交わすことで、論理的思考力を身につけることを目指しました。最後に、辻田講師のこれまでのキャリアの話を伺い、大学院に進学することの楽しさや大変さを解説してもらいました。

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<発表資料をもとに議論する様子>


 


【児童学部 子ども心理学科】

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