第31回 みどり祭 ―初等教育学科・専攻科・e-learning courseの魅力発信―

短期大学部 専攻科展 教育実践展~絵本の世界へようこそ~
11月1日と2日の二日間、爽やかな秋空に恵まれ、第31回「みどり祭」が開催されました。短期大学部の初等教育学科、専攻科、e-learning courseでは、日々の学びや実践の成果を4つの展示を通して多彩に紹介され、多くの来場者でにぎわいました。
一つ目の「初等教育学科展」では、学科の特色や教員紹介に加え、授業での制作物やカレッジゼミの活動紹介、さらに学修コンサートの様子など、学生たちの学びの幅広さと奥深さを伝える展示が行われました。中でも、授業で制作された作品コーナーでは、大判かるたや木工パズルなど、学生たちの工夫と創意が詰まった作品が並び、来場者の目を楽しませました。また、1年生による「鎌倉史跡巡り」の展示では、実際に現地を訪れて学んだ鎌倉の歴史や文化がポスターにまとめられており、学生たちの学びの深まりが感じられました。特に注目を集めたのは、2026年度4月入学生から導入される「DX時間割」です。対面授業とe-learning courseのオンライン学修を柔軟に組み合わせて履修することで、学生の主体的な学びとキャリア形成を支える新しい取り組みが紹介されました。学生のニーズや時代の変化に応じた学修環境づくりが着実かつ革新的に進められています。
<1年生が笑顔で案内!鎌倉史跡巡りの展示>
<1年生の手作り大判かるたと木工パズル>
<DX時間割―対面+オンライン学修で実現する一人ひとりに合わせた履修スタイル―>
<卒業生と教員が交流するひととき>
二つ目の「専攻科展」では、短期大学部での学びを基礎に、さらに実践的な学修へと発展させる学科の魅力が紹介されました。インターンシップやキャンプ・野外活動、海外の保育・教育の学び、ムーブメント療育など、多彩な実践に取り組む学生の様子が来場者の関心を集めていました。
三つ目の「教育実践展~絵本の世界へようこそ~」では、専攻科生が中心となり、絵本を起点とした造形ワークショップや壁面づくり、歌のしかけ絵本の実演などが行われ、会場には子どもたちの笑顔があふれていました。2日目には、初等教育学科の1年生がエプロンシアター、絵本の読み聞かせ、紙芝居を披露し、子どもたちとの温かな交流の場となりました。
<来場者と一緒に作る絵本『にじいろのさかな』の壁面展示>
<造形ワークショップで広がる子どもたちの笑顔>
<専攻科生による歌のしかけ絵本の発表>
<1年生による紙芝居の実演>
四つ目の「e-learning course展」では、「自分のキャリアを自分らしく切り開く!」というスローガンのもと、オンデマンド授業・スクーリング・実習を組み合わせた多様な履修スタイルや、学びを支えるサポート体制、スクーリングでの学びの様子などが動画やポスターで紹介されました。学生一人ひとりが自分のペースで学びを深め、将来のキャリアへとつなげていく前向きな姿が印象的に映りました。
<e-learning course展の様子―動画とポスターで魅力発信―>
第31回みどり祭は、学生たちの学びの成果とあふれるエネルギー、そして子どもたちとの温かなふれあいに包まれた一日となりました。ご来場くださった在校生・卒業生・保護者をはじめ、多くの皆さまに本学の学びの魅力を感じていただけたことと思います。
【短期大学部初等教育学科・専攻科・e-learning course】
