2025年10月03日 (金)

授業紹介「英語①」

授業の特色と目標

英語①では、エッセイや短編小説、また異文化理解などに関する様々なタイプの英文を訳読していきます。単なる英文和訳ではなく、各文の背景にある文化的な要素や作者の意図なども読み取りながら進めます。高校までの英語の内容で文法や構文に関する知識が抜けているところについても補足説明を行い、「英語が苦手」と感じている皆さんも、安心して受講することができます。
基礎力の定着から応用力の向上まで、それぞれの学習レベルに応じた学びが得られるよう心がけており、わからない部分はいつでも質問してもらい、丁寧に説明します。

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クラスは、「間違いを恐れない」ことを基本とした、安心して発言・発表できる雰囲気づくりを心がけています。質問しやすい環境で、学生同士も教え合い、励まし合いながら成長していけるクラスです。

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4技能を伸ばす総合的なアプローチ

リーディングの授業ですが、4技能(読む・書く・聞く・話す)を総合的に高めていくために、発音も重視しています。特に重要となる日本語にはない母音の区別や子音についても、実際に口に出しながら体で覚えていきます。「正しい発音で読める」ということは、「正確に聞き取れる」「自然に話せる」ことにも直結します。

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映像教材を活用した実践的な学習

ドラマや映画などの映像資料を活用した実践的な英語学習も積極的に取り入れています。実際にネイティブスピーカーが日常会話でよく使用する一方で、教科書ではあまり触れられないような口語表現やスラング、また文化的なニュアンスなどにも触れる機会を多く設けています。
例えば、人気の海外ドラマのワンシーンを使って、「この場面でなぜこの表現を使うのか」「日本語に直訳すると不自然になるのはなぜか」といった実用的な観点から英語を学んでいきます。映像があることで文脈や場面の状況も理解しやすく、記憶にも残りやすくなります。

このような体験を通して、英語に苦手意識のある学生の皆さんにも、興味を持ちながら学習を進めてもらっています。「英語は難しい」という先入観を取り払い、「英語って面白い」「もっと知りたい」という気持ちを育てることを大切にしています。小さな成功体験を積み重ねながら、着実に力をつけていきます。
英語学習は一日では身につきませんが、毎日の小さな積み重ねが大きな成果につながります。一緒に楽しく、そして着実に英語力を伸ばしていきましょう。皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。





【児童学部子ども心理学科】

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