2025年09月19日 (金)

心理学研究の「楽しさ」に出会う時間

7月25日、子ども心理学科の宮田ゼミ(宮田周平准教授)・石川ゼミ(石川満佐育准教授)合同で「心理学研究を楽しむ会」が開催されました。会場は、自然に囲まれた二階堂学舎の和室。本会は、研究活動の"楽しさ"を再発見することを目的に、3・4年生および大学院生が一堂に会し、学生主体で運営・発表を行うワークショップ型の研究交流会です。

第一部では、4年生がA4資料を用いて自身の卒業研究をプレゼンテーション。発表は複数のブースで同時並行に行われ、聴講者は自由に興味のある発表を選んで参加しました。大学院生によるサポートのもと、質疑応答も活発に行われ、発表者からは「自分の研究を説明する中で考えが整理された」「他者の視点から気づきを得られた」といった感想が寄せられました。研究の進め方に関する実践的な知見や、テーマの魅力を再確認する機会にもなったようです。

第二部では、3年生がポスター形式で研究アイデアを発表。匿名で掲示されたポスターに参加者が付箋でコメントを残し合い、終了後はグループで意見交換を行いました。「さまざまな視点のコメントから新たなヒントが得られた」「自分の興味関心が伝わって嬉しかった」との声もあり、研究の入口に立つ3年生にとっても大きな刺激となりました。

第一部と第二部の間にはおやつタイムと大学院生によるレクリエーションも実施され、学年やゼミを越えた交流が生まれました。会の最後には、当日誕生日だった学生にハッピーバースデーのサプライズも! 全体を通して「よい機会だった」「楽しかった」など肯定的な感想が多かったように、終始なごやかな雰囲気の中で、研究に取り組むうえでの意欲と仲間とのつながりを深める、まさに"楽しむ"ことを体現する貴重な時間となりました。

最後に、本会の運営・進行を支えてくださった児童学研究科の大学院生の皆さんに、心より感謝申し上げます。

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【児童学部子ども心理学科】

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