臨床栄養研究および実践ゼミナールの学生が鎌倉市民に向け、離乳食教室をおこないました。
家政学部管理栄養学科「臨床栄養研究および実践ゼミナール(落合由美 教授)」の4年生が、鎌倉市内の学童保育施設で、同施設の受託運営を行うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社との連携のもと「離乳食教室」を開催しました。
この教室では歯や口腔内の成長の発達に合わせた、離乳食のすすめ方や、10倍粥・簡単な離乳食の作り方、栄養バランスの整え方などについて、手作りの模型やイラストを用いながら分かりやすく伝えました。
また、つぶし粥の実演や、赤ちゃんの手作り顔模型で食べさせ方のコツを見せるなど、参加者に分かりやすく伝わるよう随所に工夫を凝らしました。
最後には、4段階の各月齢のベビーフードを見て指で潰してその違いを比べていただきながら、質問やお悩みに直接応答するなど実践的な活動をおこないました。
<ゼミ生の学び・感想>
「大学で離乳期について学んでいますが、成長に応じた離乳食の進め方について直接お母様に説明することでより理解が深まりました。お母様やお子様と触れ合う中、離乳食づくりの悩みに応答したことで、知識に加え、実際に作る・食べてみる経験も大切だと思いました。」
「最初はとても緊張しましたが、お子様達がいたことで和やかな楽しい雰囲気の中、お話することができました。お母様達とのやり取りから、離乳食の簡単な作り方やアレンジ法等、バリエーションを増やす工夫について考える機会となり、大変貴重な経験をしました。」
「2人目の子育て中のお母様から、「間が空くと離乳食づくりを忘れてしまう」との声を聞き、何人目の育児であっても情報を再確認することが必要だと実感しました。下の子が生まれたことによる上の子への影響等も伺い、相談の場があることの重要性を感じました。」
離乳食のすすめ方
食事バランスの考え方
つぶし粥作りの実演
食べさせ方のコツ
各月齢の離乳食の比較
離乳食教室を開催しました!!
【家政学部管理栄養学科】