ゼミ紹介「教育経営の研究ゼミナール」 ～子どもが自ら学び、追究できる環境がそこにある～
こんにちは！
今回は、教育学科の「教育経営の研究ゼミナール(稲川英嗣 教授)」の活動を少し紹介します！
先月2月3日(土)、稲川ゼミでは長野県にある"伊那市立伊那小学校"の公開学習指導研究会に参加しました！
伊那小学校公式ホームページ(ぜひご覧ください！)
https://www.ina-ngn.ed.jp/~inasho/
皆さんは、伊那小学校を知っていますか？実は、伊那小学校では総合学習や総合活動がたいへん盛んで、多くの教育関係者たちから注目を集めている学校なんです。ニュースやネット記事、YouTubeでも「時間割やチャイムのない学校！？」など注目されています。
私たちの多くは、小学生の頃は、毎日国語や算数など一時間ごとに科目が決まっていて、特定の時間に特定の科目の内容を学習していましたよね。でも、伊那小学校ではそれだけでなく、関係づけられる教科の内容を、総合学習・総合活動を通して学習しているそうです！教科の枠を超えて、子どもたち自身が自分の想いを形にしようとする中で学ぶというプロセスにはとても衝撃を受けました！
総合学習や総合活動で扱うテーマも、児童たち自身の興味や想いから作られていてそれぞれの個性が溢れる内容でした。羊やヤギなどといった生き物を育てているクラスや、自分たちでラーメンを作って販売するクラスなど、素敵な活動とその活動を通して学びを吸収していく子どもたちの姿は、大人でも見習わなければいけないと感じさせてくれるものばかりでした。また、子どもたち自身の『知りたい・学びたい』という気持ちや、その中で子どもたちが感じた事に意識を向けることの大切さも実感しました。
（伊那小学校ホームページより）
本学の教育学科にも総合について考える授業があり、テーマ設定や教員の立ち振る舞い、児童たちとのかかわり方などに頭を悩ませることも多く、参加した先輩方のお話はとても興味深かったです！また、活動の中で学習するため、"学ぶ"ことの必要性や知識と日常との双方向の繋がりを子どもたち自身が身をもって理解しているような様子が印象的で、私自身も学ぶとは何なのかを深く考え直すきっかけになりました。
みどり祭で開かれているゼミ展では、伊那小学校での様子をもっと詳しく紹介するので、「伊那小についてもっと知りたい！」「どんな総合学習をしているんだろう？」と思った方はぜひ稲川ゼミのゼミ展を見に来てください！
お待ちしています(^▽^)/
アサギコハク
【教育学部 教育学科】