2024年03月26日 (火)
ゼミ紹介「子ども支援のための発達アセスメントゼミナール」
「子ども支援のための発達アセスメントゼミナール（吉村拓馬講師）」では、ゼミ生自らが発達心理学や臨床発達心理学に関連したテーマを決め、研究に取り組んでいます。「アセスメント」といってもよくイメージされるような「心理検査」や「知能検査・発達検査」、「発達障害」に限らず、子どもの心や体はどのように発達していくのか、子どもの性格傾向や発達特性にはどんな要因が関わっているのか、家族や学校との関係はどうか、子どもを取り巻く保育・教育環境はどうあるべきか、など、子どもの発達に関わるテーマであれば何でもOKで、自分が調べたいことについて、主体的に取り組んでほしいと思っています。
大学1～2年生の2年間で学んだことを基礎に、自分が興味・関心があることを十分に膨らませて（3年生・春）、取り組んでいきたいテーマを具体化し（3年生・秋）、それを調べるための方法や計画を考え（4年生・春）、調査や実験を実施して卒業研究としてまとめる（4年生・秋）......というプロセスは、とてもやりがいのあるものです。長い時間がかかるため、時に重く苦しく感じられることもあるかもしれませんが、一人ひとりが探求していく楽しさ・面白さを味わってくれることを願っています。
2023年の春にスタートしたばかりのゼミナールで、はっきりとした形がまだ出来上がっていませんが、全員で議論したり、お互いにアイディアを伝えあったりしながら、みんなで高めあっていきたいと思います。
【児童学部 子ども心理学科】