2024年03月26日 (火)
令和5年度心理実習報告会
心理系の国家資格である公認心理師の受験資格を得るためのルートはいくつかありますが、「①大学で所定の科目を履修する→②大学院で所定の科目を履修する」という流れが一般的です。①・②いずれにも含まれる重要な科目として、さまざまな施設における実習があります。子ども心理学科では、「心理実習」として3年生の1年間を通じて10箇所程度の施設に実習に行くことになっています。その締めくくりとして、実習を通じて得たことを報告することで更なる学びとする場が「心理実習報告会」です。
今年度は1月31日に開催され、9名の実習生が心理実習の成果を報告しました。聴講生として令和6年度の心理実習に臨む12名が参加し、実習生の報告を熱心にメモを取りながら聴いていました。
その後の6～7名に分かれて行った座談会では、全体の報告の中では伝えること・聴くことができなかった具体的なエピソードや実習に臨むための準備など、いろいろな話題でどのグループも盛り上がっていました。3年生にとっては1年間の実習を振り返る良い機会に、2年生にとっては実習に向かう自分の姿をイメージする良い機会になったのではないかと思います。
心理実習は公認心理師の受験資格を得るための中核的なものの1つであり、それだけにとても大変です。それぞれが目指す目標に向かって一歩一歩進んで行ってほしいと思います。
【児童学部 子ども心理学科】