2024年03月27日 (水)
「ケアする人のケアセミナー in 鎌倉」に児童学科の学生が参加しました。
一般財団法人たんぽぽの家（奈良市）と住友生命福祉文化財団が主催し、鎌倉市が共催する「ケアする人のケアセミナー in 鎌倉」が３月17日（日）に開かれました。分科会２「学校とお寺のカフェ」（コーディネーターは児童学科教授・梨本加菜）に、児童学科の学生が「チーム鎌倉女子大学」として参加しました。
分科会２は、「生徒を主語」とする学校運営を掲げ、校内に居場所カフェを設置した大阪の西成高等学校の校長・山田勝治先生と、鎌倉で地域食堂を開き、鎌倉市と協働したフードパントリー事業を担う一般社団法人ふらっとカフェ鎌倉の代表・渡邉公子先生の報告がありました。厳しい現状にある子どもと家族を支えるため、学校や地域の施設を生かした実践に取り組むお二人の報告をふまえて、グループ討議（ぺちゃくちゃタイム）を行いました。
「チーム鎌倉女子大学」は会場の設営と受付に加え、「ぺちゃくちゃタイム」の進行役を務めました。福祉や子どもに関わる実践を行う参加者が多く、どのグループも活発な意見交換が行われました。学生は丁寧に話を聞き、最後のまとめにつなげることができました。
メイン会場となった本学の二階堂学舎では、東京大学名誉教授の養老孟司先生と、たんぽぽの家の理事長・播磨靖夫氏の講演がありました。分科会の準備のため全部は聞けませんでしたが、「ケア」とは何かを知り、地域の中でできることを考える、よい機会になりました。
ふらっとカフェ鎌倉が安国論寺（鎌倉市大町）で開く「おてら食堂」では、管理栄養学科の佐藤祐子先生のゼミの学生がご飯作りをしています。今回のセミナーで、学内の他の学科と交流できたこともよかったです。
【児童学部 児童学科】