2023年12月19日 (火)

大学院進学支援英文講読会

大学院進学支援英文講読会は、大学院進学を希望する学生を対象とした英語論文の講読会です。英語の専門家である吉岡範武准教授が英語全般、藤澤文准教授が主に心理学英語を担当しており、毎月2回(各1回)開催されています(Figure1)。

参加者は希望する教員の講読会に参加し、英語論文を読み進めています。心理学英語に関して、過去には英語の心理学教科書を輪読していましたが、近年は参加者が興味のある英語論文を持ち寄り、その内容をプレゼンテーションしています。

藤澤准教授が担当する講読会は2012年に対面開催でスタートしましたが、2020年からはCOVID-19の影響により、オンライン開催を余儀なくされていました。そこで、少し孤独になるこの学習環境を何とかしたい、離れていても一緒に学んでいるような環境を作りたいと願い、仮想空間に学べる場所を作りました。VR教室での学習はあたかも一緒にいるかのように感じることができます。また、アバターを着用していることにより、人前で英語を話したり、発表したりすることに対しての恥ずかしさが低減するため、英語学習への動機づけが促進されることもわかってきました(Figure2,Figure3)。副次的に人前に立ち、プレゼンテーションを行うという練習も積み重ねることができます(Figure2)。何よりも、VR技術を活用することで英語学習が楽しくなったというコメントもあり、今後も学習環境の改善につなげていきたいと思います(Figure4)。

現在、2年生から4年生が参加をしています。
あなたも参加してみませんか?


Figure1:対面の英文講読会の様子
2023.12.19英文購読会1.jpg

Figure2:VRプレゼンテーション会場で登壇する様子
2023.12.19英文購読会2.png

Figure3:VR教室でプレゼンテーションする様子
2023.12.19英文購読会3.png

Figure4:10月の参加者全員でポーズ!
2023.12.19英文購読会4.jpg



【児童学部 子ども心理学科】