2023年08月06日 (日)

ゼミ紹介「英語プレゼンテーション実践ゼミナール」

企業就職を目標にする学生たちのため、子ども心理学科では、英語プレゼンテーション実践ゼミナールを開講しています。産業社会や国際社会では、ビジネスクライアントとの商談やプロジェクトを進める際、相手にわかりやすく自分自身のアイデンティティや人間性を伝え、信頼を得ることが大切です。

具体的には以下のステップで、ゼミ生たちが日々実践的な英語力向上のために研究をしています。

STEP1
●自己紹介(学歴・資格や能力、仕事経験等履歴書に沿ったもの)
●友人・家族紹介(生まれ故郷や友人とのエピソードなど含む)
●日本の文化や産業紹介
●自己の座右の銘や日々大切にしている考えの紹介
●ニュース等の時事問題に関するコメント作成


STEP2 アポイントメントコール、ビジネスレター(e-mail)訓練
ビジネスの基本スキルであるアポイントメントコール、お礼や商品の発注・受注、納品や支払業務に関する英語e-mailの書き方などを学習し、実際に教員とメール送受信することによってその表現方法を学んでいます。
使用した英語表現のどの部分が受け入れやすく、相手に好意的に届いているかなども評価します。


STEP3 商品プレゼンテーション
海外市場で販売することを前提に、自社製品のプレゼンテーションを行うという設定で、学生一人一人が推薦する日本製の「お菓子」「衣類」「雑貨」等のプレゼンテーションを行い、学生どうしで評価し合いその構成や表現方法を学びます。


STEP4 卒業研究テーマ別プレゼンテーション
学生がそれぞれ興味を持つ分野を選択し、プレゼンテーション原稿とパワーポイントの視覚資料を教員の指導を得て作成し、発表します。
これまでのテーマとして、例えば「日本・欧米消費者心理の比較」「子どもたちの遊びの変化」「ゆとり教育の成果と弊害」「肥満と高血圧に有効な日本食製品」「日本の大学生の内向き志向」等がありました。


STEP5
STEP4をベースとした英語卒業論文を完成させ提出します。

(学生による発表の様子)
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<夏季休暇 ゼミ生横浜観光案内ボランティア>
毎年8月から9月にかけ、観光協会のご協力を得てボランティア活動に参加する予定ですが、現在はコロナ禍のため活動休止中で、活動再開は未定です。


<NEWS アメリカからゼミ担当教員の友人を迎えて>
ゼミ担当教員が、以前アメリカ合衆国ミズーリ州ファーガソン・フローリサント学校区に日本語・日本語文化担当教員として滞在中にお世話になった先生方をお迎えし、4年生が卒業研究プレゼンテーションを披露し、評価をいただきました。

(ゼミの仲間と談笑)
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(記念撮影2019)
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<主な進路・内定先>
JR東日本、野村不動産、横浜銀行、平塚信用金庫、羽田エンタープライズ、オンワード樫山、アパ・ホテル、ロイヤルパークホテル、ルートイン・ホテル・スタジオアリス・(株)コーセー・(株)ディップ等さまざまな業種で活躍しています。



【児童学部 子ども心理学科】