2023年06月01日 (木)
「保育臨床・乳幼児発達科学および地域母子保健（ネウボラ） ゼミナール」が保育所を活用した産後育児支援講座に参加しました。
「保育臨床・乳幼児発達科学および地域母子保健（ネウボラ） ゼミナール（榊原久子准教授）」では、乳幼児発達心理学をベースに周産期～２歳児のお子さんと家族を中心とした家族支援を研究しています。
過日、保育所（豊島区）でおこなわれている産後育児支援講座に参加しました。
（※豊島区では、2023年４月から子育てのかかりつけ相談先として保育所を登録し、育児支援等を活用できる「マイ保育園制度」がスタートしています）
産前の両親学級等ではなかなか学ぶ機会が少ない「抱っことおんぶ」についての内容でした。
講座当日は、生後１か月からの赤ちゃんとご両親が５組参加されていました。
園長先生からは、2022年度に男性の育児休暇取得並びに産前産後休暇取得にかかる法制度が整備されたことを受け、コロナ禍以前と比較しても、父親の参加数が増加しているとの説明がありました。
子育ての「かかりつけ相談先」機能を携える保育所や認定こども園は、夫婦で子育てを学ぶ場として、今後益々その専門性が求められていくことと感じます。
参加した学生からは、「実際に、子育ての中で生まれる不安や悩みに触れることができ、講義だけでは感じることができない、保育者として求められる専門性について再考することができた」「保護者が安心して子育てをすすめていける援助や助言をおこなえる保育者として力をつけていきたい」等の気づきと考察が述べられました。
【児童学部 児童学科】