2023年06月07日 (水)

ゼミ紹介6月「機能性食材ゼミナール」

「機能性食材ゼミナール(大村正史教授)」では、食材の持つさまざまな機能について研究しています。主な研究テーマは、食物繊維の一種であるレジスタントスターチの機能性についてです。

レジスタントスターチは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方の性質を併せ持つユニークな素材として知られており、様々な機能性を持つとともに、食品応用に用いやすい素材としても知られています。ゼミでは今までに、「レジスタントスターチの持つ食後血糖値抑制作用」や「レジスタントスターチ添加食パン」などについて研究してきました。

今回、5月に札幌で開催されました「第77回日本栄養・食糧学会」で、昨年度の卒業生がまとめた結果を発表してきました。タイトルは「食品加工後のレジスタントスターチのアミラーゼ活性抑制効果について」で、発表時には多くの参加者より質問を受け、予定時間を上回るほど関心を持ってもらいました。今回の学会は久しぶりに全面対面で行われた学会であり、多くの参加者に直接卒業生の研究成果を発表できました。

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[札幌コンベンションセンター]

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[発表ポスター]

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[ポスターセッションの様子]



【家政学部 管理栄養学科】