「日本の砂糖を支える仕組み」と「砂糖の上手な使い方、役立て方」についての講演会（独立行政法人 農畜産業振興機構および精糖工業会館）を本学にて開催しました
2022年12月16日（金）に、独立行政法人 農畜産業振興機構（Alic）と精糖工業会館による演示実験を含めた講演会が本学にて開催されました。
Alicは農林水産省関係の独立行政法人であり、農畜産業分野の政策実施機関として、農畜産業及び関連産業の健全な発展と国民消費生活の安定を図る機関で、本学管理栄養学科卒業生も活躍しています。
今回はその中でも砂糖に焦点を当て、「日本の砂糖を支える仕組み」と題し、国内の砂糖の安定供給を支える価格調整制度の仕組みとして、（１）国内では砂糖の原料として、北海道のてん菜と鹿児島県南西諸島や沖縄県でさとうきびを生産していること、（２）砂糖は国産品と輸入品との間で内外価格差があることから国内の砂糖生産が成り立つよう支援することで、砂糖の安定供給を図っており、これらの業務をAlicが実施していることをご説明いただきました。
【「日本の砂糖を支える仕組み」の講演】
さらに、精糖工業会館による「砂糖の上手な使い方、役立て方」の講演では、管理栄養学科学生の関心が高い分野である砂糖の物性の調理への活かし方や体内での砂糖の働きなどについて、様々な砂糖の種類の実物や砂糖の精製工程のうち不純物を取り除く工程の演示実験も見せていただきながら、ご説明いただきました。
【「砂糖の上手な使い方、役立て方」の講演 左端は砂糖の精製工程のうち不純物を取り除く工程の実験器具】
質疑応答の時間では参加した本学教員や管理栄養学科学生から多くの質問があり大変充実した講演会となりました。
大変お忙しい中本学にお越しいただきました農畜産業振興機構（Alic）の皆さまと精糖工業会館の皆さま、誠にありがとうございました。
独立行政法人 農畜産業振興機構（Alic）の詳細はこちらをご覧ください。
【家政学部 家政保健学科】