日本体育大学にて３回目の集団栄養教育を実施しました。
10月29日（土）に、日本体育大学 横浜・健志台キャンパスにおいて、レスリング部の皆さまに集団栄養教育を実施しました。6月、8月につづき今年度3回目の実施となります。
日本体育大学と本学は、「教育研究及び競技力向上に関する連携協定」を締結しており、本学管理栄養学科が日本体育大学レスリング部の競技力向上につながる栄養サポートや栄養指導を行っています。
今回もレスリング部の監督、コーチ、選手58名の皆さまにご参加いただき、本学管理栄養学科の教員とゼミ生により栄養管理に関するセミナーを開催いたしました。
冒頭には、世界選手権やU23世界大会などの入賞選手の紹介があり、選手の皆さまよりご挨拶をいただきました。
前回の講義後、よりレスリングに特化した内容を話してほしいとの要望があったため、今回は具体的な数値を入れ込んでの講義内容となりました。
＜講義＞
1.「サプリメントによる栄養補助の注意点～アンチドーピングの観点から～」
・アスリートのためのサプリメントについて
・サプリメント選び・摂取で注意すべきこと
・アンチドーピングについて
2.「ウエイトコントロールの考え方～おさらいと補助～」
・過不足のない摂取の重要性
・体重および体組成測定
・毎食のたんぱく質摂取法
・補食の重要性
・ゆっくり減量のすすめ
・筋肉を減らさない減量に関する戦略
・試合までのリカバリー法
講義後、レスリング部の選手の皆さまからは、試合当日のカフェイン摂取の仕方や、処方中のドーピング成分の確認の仕方などのご質問をいただき、関心の高さが伺えました。
本学管理栄養学科のゼミ生も参加いたしました。
2月には、第４回集団栄養教育を行う予定です。
学生による栄養管理に関するミニ講座も予定しています。
今後も日本体育大学レスリング部の皆さまのご活躍を応援してまいります。
【家政学部 管理栄養学科】