2017年03月31日 (金)

KIDSLY共同研究 調査報告が行われました。


2016年1月より開始した、株式会社リクルートマーケティングパートナーズと本学(児童学科小泉裕子教授研究室)との共同プロジェクトに関する調査報告が本学にて行われ、児童学科小泉裕子教授研究室所属の学生4名から、研究テーマである「保育現場におけるICT化の介在によるコミュニケーションの変化について」が発表されました。

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この研究は、Kidsly(キッズリー:保育園と保護者のコミュニケーションを深めるツールとして開発されアプリケーション)を使用している共同研究園の保育者に対し、質問紙およびインタビュー調査を行い、ICTの有効性について明らかにすることを目的にしています。

1. 業務内容軽減にどのような効果が得られたか

2. 保育者・保護者間のコミュニケーションについてどのような変化があったか


研究報告では、調査結果を基に以下の3点について発表が行われました。

(1)保育現場における保育者・保護者間の連携とコミュニケーションの現状

(2)従来のコミュニケーションツールとしての連絡帳の役割

(3)保育現場におけるICT活用状況と課題について


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発表後は質疑・応答の時間がとられ、リクルートマーケティングパートナーズのプロジェクトスタッフをはじめ来場者の方々と、活発な意見交換がなされました。

今後も、今回の成果で得られた知見をもとに産学連携をより一層深め、本プロジェクトの研究を進めながら、保育や子育て環境等のさらなる質的向上を目指してまいります。