鎌倉女子大学『食生活環境ゼミナール×湘南モールフィル 』
私達、管理栄養学科『食生活環境ゼミナール(土谷知弓講師)』3年生6名は、昨年度に続き、藤沢市のショッピングモール『湘南モールフィル』と共同でSDGsを題材にしたカルタやフードスタンプのワークショップを2025年2月8日(土)に開催しました。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称であり、貧困・気候変動・食糧問題などの課題について考えられた、2030年までに達成すべき17の目標のことをいいます。本ゼミではSDGsの12番目の目標である「つくる責任、つかう責任」を主軸に活動を行っています。
イベントでは、「今日から君も地球を守るヒーローに!~(S)さあ(D)できることから(G)がんばろう(s)!~」をタイトルに、SDGsとはなにかを小さいお子様でも楽しみながら学べるように大判カルタ、野菜の切れ端を利用したフードスタンプ体験を実施しました。 イベント当日は、40名ほどの親子に参加いただきました。
フードスタンプでは「ピーマン」「おくら」「チンゲン菜」「レンコン」を使用し「赤」「緑」「黄」色の絵具で各々思うようにスタンプをしてもらいました。中には用紙をはみ出してスタンプをするお子様や、『お花の中に顔がある』と押してできた作品を私達に教えてくれるお子様もいました。
【写真1:フードスタンプの様子】
【写真2:お母様と一緒にピーマンスタンプ】
【写真3:3歳男の子の作品】
SDGsカルタでは絵札を大きくし、同じ絵の読み札を見せながら平仮名が読めないお子様も参加できるよう工夫をしました。絵を見て札を見つける子、平仮名を読んで見つける子、私達からヒントを貰って見つける子と様々でした。はじめは恥ずかしくてお母様と一緒に参加していましたが、最後には夢中になり、飛び跳ねてSDGsカルタを楽しんでいたお子様の姿が印象的でした。
【写真4:私達が作成したSDGsカルタをする様子】
【写真5:イベント看板前にて】
今回のイベントを通し、自分たちが考案した企画で子ども達にSDGsを知ってもらうことが出来、とても貴重な経験となりました。また、新たな改善点も見つかり、今後は食育の要素も少し加えながら活動したいと思っています。
(3年ゼミ生)
【家政学部 管理栄養学科】