2024年11月28日 (木)

授業紹介「給食経営管理論実習」

2年生の秋セメスターに開講される「給食経営管理論実習」は、実際に給食を作って提供する実践的な授業です。
これまで学んできた栄養学の知識とスキルを駆使して、おいしく安全な食事を食べてもらえるように献立を考え、作業工程を計画していきます。家庭料理とは異なり、大量に調理するため、時間内に調理を終わらせるための綿密な計画や、厨房内で主体的に臨機応変に行動できる力、チームワークも必要となります。

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[授業時にグループで計画を立案中]

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[厨房内で事前に大量調理の予行演習]

授業では3回の大量調理を行います。1回目は50食、2回目は65食、3回目は100食と徐々に食数を増やして料理を改善していきます。また、1回目と2回目は病院食を想定して温冷配膳車(温かい料理と冷たい料理を適温で運べる配膳車)を使用して提供します。

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[大きな鍋でスープを作ります]

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[温冷配膳車で給食を提供]

1つの献立を提供するのに多くの準備や作業が必要なことを実感し、給食の奥深さを学ぶことができる実習となっています。調理した給食を「おいしかった!ごちそうさま」と言ってもらえると、大変だったけど頑張ってよかった!と学生からの感想が多い授業です。

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[本日の献立のメインは鯵のパン粉焼きです]




【家政学部 管理栄養学科】