管理栄養学科のゼミナールが離乳食教室を開催しました。
家政学部管理栄養学科「臨床栄養研究および実践ゼミナール(落合由美准教授)」が、鎌倉市内の施設で、同施設の受託運営を行うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社との連携のもと、今年度3回目の「離乳食教室」を開催しました。
離乳食開始のサインやすすめ方の説明の他、つぶし粥の作り方や食べさせ方の実演、4段階の月齢の離乳食を実際に見て触って比較する等の様々な手法で理解を深めていただきました。
離乳食を始めてからお悩みが出てきたママさんから、「野菜が苦手な様子。どうすれば食べてくれるの?」「食べてくれないと焦ってしまって・・・」等の質問に答えながら実践的な活動をおこないました。
終了時には、「その作り方を試してみます。」「聞いて安心しました。」等の笑顔のお言葉をいただき、対面指導の経験に遣り甲斐を感じました。
<ゼミ生の感想や学び>
「"野菜を食べなくて心配"との相談の際、食べない理由が味や香りの他、硬さや舌触り、口に残る等の月齢に合っていない形態の場合がある。何故食べてくれないか?の理由を会話から見つけ出すことが重要だと学びました。今後のママさん達の自信に繋げるためにも知識と共に傾聴や会話術を身に付けたいです。」
「ママさんの悩みを聞き、離乳食は必ずしも順調に進むものではなく、お子さんの体調や成長に対応していくことが重要だと改めて感じました。また、離乳食作りの不安や疑問を軽減するためにも、実際に離乳食を見たり触れたりして貰う等の実体験を取り入れた指導法の工夫についても学びを深めました。」
「人前で発表することに対して、直前までとても緊張していましたが、赤ちゃんが元気に動き回る姿を見て、自然と笑顔になれる和やかな雰囲気の離乳食教室でした。ママさんの離乳食に関する悩み・不安を聞けたこと、その解決策を提案するという一連の流れを経験できたこと等、大変貴重な機会となりました。」
(3年・ゼミ生)
離乳食開始のサインとは?
つぶし粥の作り方実演
手作り赤ちゃん模型で食べさせ方の説明
特等席で赤ちゃんも聴講?
離乳食教室を開催してきました!!
【家政学部 管理栄養学科】