2025年03月06日 (木)

令和6年度 心理実習報告会

心理系の国家資格である公認心理師の受験資格を得るためのルートはいくつかありますが、「①大学で所定の科目を履修する→②大学院で所定の科目を履修する」という流れが一般的です。①・②いずれにも含まれる重要な科目として、さまざまな施設における実習があります。

子ども心理学科では、「心理実習」として 3 年生の 1 年間を通じて 10 箇所程度の施設に実習に行くことになっています。その締めくくりとして、実習を通じて得たことを報告することで更なる学びとする場が「心理実習報告会」です。

今年度は 131日に開催され、11名の実習生が心理実習の成果を報告しました。聴講生として令和7年度の心理実習に臨む8名が参加し、実習生の報告を熱心にメモを取りながら聴いていました。

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その後の56名に分かれて行った座談会では、全体の報告の中では伝えること・聴くことができなかった具体的なエピソードや実習に臨むための準備など、いろいろな話題でどのグループも盛り上がっていました。34年生にとっては 1 年間の実習を振り返る良い機会に、2年生にとっては実習に向かう自分の姿をイメージする良い機会になったのではないかと思います。

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「心理実習」は公認心理師の受験資格を得るための中核的な科目の1 つであり、それだけにとても大変です。34年生の実習生の皆さん 1 年間おつかれさまでした。4月からタイトなスケジュールの中よく頑張ったと思います。1年間で大きな成長を感じました。実習で得た知識、経験を今後のそれぞれが目指す目標に活かし、一歩一歩進んで行ってください。

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【児童学部 子ども心理学科】