授業紹介「生物学の基礎」
皆さんこんにちは。教育学科1年のちりりです。今回は「生物学の基礎」(担当:早石周平 教授)の授業について紹介します。
「生物学の基礎」では、人類の始まりやヒトの特性等について学びます。例えば、なぜ赤ちゃんは泣くのか、なぜコーヒーにカフェインがあるのか、なぜヒトの白目は白いのか等、ふと思いつくような疑問について、先生が科学的な証拠を基にわかりやすく解説してくださいます。また、ヒトとの比較で他の動物の例も取り上げられ、学びの広がりを感じることができます。シラバスの授業概要には「子どもの成長と発達を生物学の視点から理解を深める」や「人類の未来について考える教養を身につける」等の記載がありますが、まさに、授業に対する先生の思いが伝わってくるような授業だと感じています。
これまで私は生物があまり得意ではありませんでした。おそらくただ話を聞くだけの授業ではなかなか理解が深まらなかったからなのかもしれません。しかし、先生はすべての学生が興味・関心をもって授業を受けられるように、骨格標本を見せてくださったり、授業内容に関連した本を紹介してくださったりしています。また、授業の終わりには小テストがあります。学んだ知識を確認し、定着させるにはとてもよい機会になります。時間の経過とともに知識が薄らいだとしても、8回目と15回目のまとめのテストがあります。ここで、積み重ねた知識を改めて確認し、再度定着を図ることができます。私は、毎回の小テストであまり良い点数が取れていませんでした。そのため、まとめテストで頑張ろうと思い、友達と協力しながら一生懸命に勉強して結果を出すことができました。
授業の後にはポータルサイトの中の「クリッカー機能」で振り返りを入力します。学生はそれを相互に閲覧できるため、同じ授業を受けた他の人がどのようなことに興味を持ち、今後どのようなことに取り組んでいきたいのかが分かります。このように、知識の定着に加えて、多くの意見を参考にすることで自分の視野が広がり、多角的なものの見方ができるようになってきました。授業の成果を大いに実感しています。
以上、「生物学の基礎」の授業紹介でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
【教育学部 教育学科】