2025年02月03日 (月)

第20回神奈川産学チャレンジプログラムで最優秀賞・優秀賞を受賞しました。

私たち「臨床医学と産学ゼミナール(重松絵理奈講師)」3年生(8名)は「第20回神奈川産学チャレンジプログラム」に参加しました。企業や団体が提示した、さまざまな経営課題の中から、江ノ島電鉄株式会社の「無人販売で大学生が買いたくなるようなお土産品開発」(以下江ノ電チーム)と川崎信用金庫の「100周年で誕生したマスコット"かわむす"に命を吹き込む」(以下川信チーム)を選び、2チームに分かれて研究成果を発表しました。

〈江ノ電チーム〉お土産開発にあたり、現状調査を行うとともに、江ノ電が力を注いでいるアクアポニックス(魚の養殖と植物の栽培を同時に行う環境にやさしい農業の仕組み)の見学を行いました。この調査や見学を通じて、「みかんジャム」と「2種類の万能ソース」を考えました。これらの商品は湘南鎌倉エリアの特産物やアクアポニックスの食材を使用し、さらに管理栄養学科の学生として、栄養価にも配慮しました。食材の種類や組み合わせなど試行錯誤しながら、試作品を繰り返し作成しました。最終的にレポート審査、プレゼンテーションを行った結果、優秀賞をいただきました。

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[江ノ電アクアポニックス見学]


〈川信チーム〉「かわむす」がおにぎりをモチーフにしていることから、管理栄養学科の学生として食と健康の観点から「かわむす」の認知度向上を考えました。健康に配慮したお弁当と川崎の地を生かした運動習慣の提案をし、動画を作成しました。動画中で「かわむす」に内容を説明してもらうことで認知度のアップにつながり、人々の健康促進の両立を目指しました。最終的にレポート審査とプレゼンテーションを行った結果、最優秀賞をいただくことができました。

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[かわむす弁当]

実習等で忙しく全員で集まる機会が少ない中で苦労しましたが、両チームとも素晴らしい賞をいただくことができ、とても貴重な経験となりました。

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[第20回 神奈川県産学チャレンジプログラム表彰式]


(3年・ゼミ生)

【家政学部 管理栄養学科】