授業紹介「国語科教育法①(中学・高校)」
皆さんこんにちは。教育学科3年のペンちゃんです。今回は「国語科教育法①(中学・高校)」の授業について紹介していきたいと思います。
「国語科教育法①(中学・高校)」の授業では、中学校及び高等学校における国語科の教材研究の在り方や姿勢、学習指導案作成や板書の作成方法、実践的な指導技術や指導方法を学びます。
例えば、この授業ではまず学習指導案作成のための書式や項目などの基礎・基本が解説されます。次に、高等学校の国語科『羅生門』について先生に解説をしていただいた後に、各自で『羅生門』の学習指導案や小テストを作成します。その後、作成した学習指導案や小テストについて学生同士でお互いの改善点を指摘し合います。先生や学生から指摘された改善点を参考にして、各自がもう一度作成し直します。このように、この授業では学生同士で改善点を指摘し合う活動を行うことで、切磋琢磨し合いながら、より良いものを作ることができるようになります。
※学生が学習指導案について話し合っている様子
また、各自で作成した『羅生門』の学習指導案を基に、板書も行いました。授業時間1時間分(50分)の板書は初めてという学生が多く、想像よりも難しく私自身も時間がかかりました。しかし、この授業では、板書の際の注意事項について詳細に解説をしていただけるので、初めての板書がこの授業でよかったと考えている学生は多いと思います。
※学生が板書している様子
「国語科教育法①(中学・高校)」は、学習指導案作成などの活動で学生同士の学び合いの時間が多いため、お互いの技術を高め合える環境になっています。また、先生から学校教育の実態について教えていただきながら授業づくりを考えることもできます。このような学修環境のおかげで、学生は毎回の授業に一層真剣に取り組んでおり、活動も意欲的に行うことができています。
【教育学部 教育学科】