こんなことができるの?!未来をつくるプログラム ~≪プロロ≫でプログラミング~
皆さんこんにちは。広報サポーターのアサギコハクです。
突然ですが、皆さんはパソコンが得意ですか?最近では小中高校でプログラミング教育が必修化されていますね。私が「教職等インターンシップ」で行った学校でもプログラミングの授業を行っており、授業補助者として参加したことがありました。しかし、私はこれまでプログラミングを学習した経験がなかったため、子どもたちの質問に的確に答えることができず、はじめは困ることもありました。
急に、プログラミングと言われても戸惑ってしまいますよね。でも、そんな皆さんに朗報です! この度、鎌倉女子大学の学生が企画・運営するプログラミング教室(鎌倉女子大学プロロ・プログラミング・プロジェクト)の体験とインタビューをしてきましたので、ここでご紹介します。
●そもそもプロロって何?
プロロとは、富士ソフト株式会社が作成した「小学生が未来の創り手となるために必要な情報活用力の育成」に活用できるプログラミング教材ロボットのことです。
●鎌倉女子大学のプログラミング教室って何?
鎌倉女子大学の学生が企画・運営する、親子でプログラミングを学んでいく教室のことです。教育学科生も多数在籍し、活動しています。
・活動場所...鎌倉女子大学大船キャンパス理科学実験室
・活動時間...昼休み・長期休業中・その他に依頼があった日
・活動内容...
①鎌倉の小学校や学童保育など(2023年度は8か所)をめぐっての、小学生向けのプログラミング教室の出前授業。
②神奈川県青少年科学体験活動推進会・神奈川県立青少年センター主催の「子ども科学探検隊」におけるプログラミング教室の開催。
③鎌倉女子大学みどり祭での活動(2023年度は企画展示とプロロ教室を開催)。
●とても楽しいプログラミング!
今回は、プログラミング体験としてミニカー(プロロ)が迷路を正しく進めるように、その動きをパソコンでプログラミングすることに挑戦しました。はじめはパソコンでミニカーへの指示を打ち込んでも、なかなか思うように動かすことができませんでした。しかし、何回も挑戦するうちに動き方の指示にも慣れてきて、微調整をしながらなんとかゴールにたどり着くことができました。試行錯誤を何度も繰り返していく過程が大変だった分、ゴールに到達したときの達成感は大きかったです。それに何より、パソコンが苦手だったと思っていた自分が、スタッフの方々の協力を得ながらではありましたが、プログラミングをできたということが自信に繋がりました。
*プログラミング体験の様子
●活動している学生にプログラミング教室の魅力を聞いてみた!
Q:活動を通して学んだことや魅力的だと感じたことは何ですか?
A1:年齢の大きい子から小さい子まで多くの人とプログラミングをするため、漢字や数字の大きさや右左が分からない子どももいます。そのような子どもたちにどのようにしてアプローチしていこうかと常に試行錯誤しながら教材を考えることが楽しいですし、教える力もついていく気がします。
*学生スタッフによる手作りの教材(音を出したりライトを点灯させたりするなどのプログラミングを、ミッション形式で組み立てていくための教材)
A2:教える中で、待つことの大切さを学びました。プログラムをする時に、学生が解決法を教えてしまうと子どもたちの思考は育ちません。考える力を育てるためには待つ姿勢が大切だということをより実感しました。実際に子どもの様子を見ながら待ってみると、試行錯誤をしていく中で自分で気づいてくれます。子どもたちの成長を感じることができるのが楽しいです。
プログラミングだけでなく、子どもとのかかわり方まで学べるとても素敵なプロロの活動。教えることで私たちが逆に子どもたちから学ばせてもらうこともあるのですね。
実際にプログラミングをしてみたい、子どもたちにプログラミングを教えてみたいと思った方は、ぜひこちらのHPを参考にしてください。
鎌倉女子大学KWP3ホームページ:https://sites.google.com/view/kwp3/
(鎌倉女子大学 プロロ・プログラミング・プロジェクト)
鎌倉女子大学KWP3インスタグラム:https://www.instagram.com/kwp3_official/
【教育学部 教育学科】