2024年10月16日 (水)

管理栄養学科のゼミナールが日本体育大学レスリング部選手に2024年度第2回の集団栄養教育を実施しました。

9月10日(火)、日本体育大学レスリング部の選手53名の皆さまを本学にお招きして集団栄養指導を実施しました。
鎌倉女子大学は、日本体育大学と「教育研究及び競技力向上に関する連携協定」を締結しており、本学の管理栄養学科が日本体育大学レスリング部の競技力向上につながる栄養サポートや栄養指導を継続的に行っています。
今回は教員およびゼミ生による講義、栄養教育、身体・体力測定の4ブースに分かれて「栄養管理に関するセミナー」を開催しました。
管理栄養士の教員3名の他、各ゼミナール生総勢22名も加わり、楽しく学んでいただくとともに、大学間の交流も一層深まる機会となりました。

「スポーツ栄養ゼミナール(針谷夏代准教授)」ではゼミ生が主体となり「カルシウム摂取の重要性」について15分の栄養教育を行いました。
選手の皆さんからは積極的に質問や発言をしてくださり、賑やかな空気感で講義を行うことができました。

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講義の様子

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クイズに答えている選手たち


<スポーツ栄養ゼミナール生の感想・学び>
・楽しく分かりやすくすることを重視し、クイズや質問を多く取り入れました。
・演者以外の学生が選手の近くを回ることで、質問をしやすい環境を整え、普段の食生活を聞き出すきっかけを作りました。
・選手たちが普段どのくらいのカルシウムを摂取できているかを簡単にチェックできるように工夫し、それをどのように補うかを一緒に考えました。
・この経験を通じて、対象者との直接的なコミュニケーションや、情報を伝える難しさを実感しました。


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経皮ヘモグロビン濃度測定「身体計測・体力測定」

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演習「食品模型を用いた栄養教育」


選手たちは大変熱心に参加してくださり、有意義な時間となりました。
今後も、日本体育大学レスリング部の活躍を心から応援し、私たちゼミ生もスポーツ栄養学の研究に努めてまいります。



【家政学部 管理栄養学科】