2024年10月16日 (水)

「食品衛生学ゼミナール」【鎌倉・食を学ぶ会 in建長寺】に参加してきました!

こんにちは。管理栄養学科の「食品衛生学ゼミナール(山本詩織講師)」です。

今回、私たちは鎌倉食品衛生協会からご依頼をいただき、「鎌倉・食を学ぶ会in建長寺」で手洗いと食品衛生についての講義を行いました。
「鎌倉・食を学ぶ会in建長寺」では鎌倉の食を歴史的に、現在的に、総合的に取り上げ参加者と学び、鎌倉の食文化を高めていこうとする会です。

私たちはその第10回(827日)にお呼びいただきました。

今回は子供が対象者であることから、私たちゼミ生は手洗いの重要性を分かりやすく伝えるためにパワーポイントを使用した簡単な劇と手洗い動画を作成しました。このような場で私たちが食品衛生のことをお話するのは初めてであり、数か月前から準備を行ってきました。

私たちゼミ生は、まず準備段階で、実際に手洗いをしてどのようなところに洗い残しが多いのかを確認したり(写真①)、手洗い前・後の手にどれだけの菌がいるのかをハンドシャーレを使って確認(写真②)して、自分たちも手洗いの大切さを再確認するところから始めました。

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【①手洗いでの洗い残しを確認】

20241015写真②.jpg  
【②ハンドシャーレによる菌の残存を確認】

それを踏まえて、パワーポイントスライドや手洗い動画を作成し、何度も発表の練習を行いました。

20241015写真③.jpg
【発表の様子】

当日は、はじめに私たちゼミ生が講義を行い、その後に参加者の皆さんが実際に手洗いを実践、そして最後に教員による講義を行いました。
私たちゼミ生の発表では緊張しましたが、練習通り上手くできたのでとてもよかったです。参加者や鎌倉食品衛生協会の方々からも、高評価をいただくことができて、準備した甲斐があったと感じました。

その後の手洗い実践では、どう手を洗うのが良いのか、積極的に声かけをしながら参加者の皆さんと交流することができました。今回の私たちの講義が手洗いの重要性の理解につながり、自分の手洗い方法を改善するきっかけになればよいなと思います。

(食品衛生学ゼミナール・3年・ゼミ生)


【家政学部 管理栄養学科】