2024年09月09日 (月)

管理栄養学科のゼミナールが学童保育施設で食育活動をおこないました。

管理栄養学科「臨床栄養研究および実践ゼミナール(落合准教授)」が、施設の受託運営を行うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社との連携のもと、学童保育施設における栄養教育活動を開催しました。

昨年度は小学生の低学年向けに開催しましたが、好評の声を受け、今年度は小学1年生と2年生以上に分けて企画しました。食の大切さを学び、興味をもって貰えるように楽しい人形劇やクイズを準備し、より拡大した形でおこないました。

人気キャラクターや栄養士が登場する「人形劇」では、キャラクターが子どもたちと対話しながら、食事バランスや朝ごはん、水分を摂ることの大切さを伝えました。

「野菜どっちでしょう?クイズ」では、本物の小松菜とほうれん草、キャベツとレタスを用い、班ごとに分かれて正解を競いました。
「葉が丸い方が小松菜」「キャベツは芯が硬いよね」「これが葉脈だよ」など、見分け方を聞きながら野菜に触れ、「本当だ~」「レタスの方がやわらかい」と比較しながら学びを深めている姿が印象的でした。

「夏野菜のシルエット3択クイズ」では、夏野菜の影絵を見ながら正解を考えてもらいました。

ゼミ生「この夏野菜は何でしょうか?ピーマン、かぼちゃ、パプリカ」
子ども「ピーマンとパプリカはすごく似ているから、分からないよ!!」「でもパプリカの方がピーマンより大きいから、パプリカじゃない?」
ゼミ生「正解は、パプリカです!」
子ども「ヤッター!」
ゼミ生「パプリカは、スーパーで売っている黄色や赤色の他に、紫や黒色、白色もあるんだよ~」
子ども「へえー!おもしろ~い!」「白いパプリカ見たことあるー!」

と、活気あふれる声が響きました。

この他、「寸劇」「3色食品群グループ分け」「食バランス料理カード選択」「水分はコップに何杯必要?」「鎌倉野菜」「おやつの大切さ」などの食育活動も行いました。次々に登場する体験型クイズに夢中になっている子どもたちを見て、ゼミ生の私達も元気をいただきました。


<感想・学び>
「子どもたちの学びとなることは勿論、子どもたちの反応を楽しみに媒体作成に取り組みました。期待を大きく上回る盛り上がりを見せてくれたので、とても達成感を感じました。」

「夏の暑さに負けない元気な声で、私たちの問いかけやクイズに答えてくれました。子どもたちとコミュニケーションを図りながら、人に伝えることの良い経験になりました。」

「私たちの予想以上に、小学生は食事・食品に関する多くの知識を持っていることに驚きました。私達が子どもたちに教えて貰うことも・・・。共に成長できる場を作る喜びを感じました。」

20240909①食事バランス寸劇_トリミング.JPG
①食事バランス寸劇

20240909②野菜どっちでしょうクイズ_トリミング.JPG
②野菜どっちでしょうクイズ

20240909③どのはたらきのグループかな?_トリミング.JPG
③どのはたらきのグループかな?

20240909④鎌倉野菜は知ってる?_トリミング.JPG
④鎌倉野菜は知ってる?

20240909⑤水分はとっても重要_トリミング.JPG
⑤水分はとっても重要

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⑥正解にはお花を投票




【家政学部 管理栄養学科】