2024年08月30日 (金)
ゼミ紹介7月「性差医学ゼミナール」
管理栄養学科の「性差医学ゼミナール(近藤奈々絵准教授)」では、女性ホルモンと類似した働きをもつ大豆イソフラボンの代謝産物であるエクオールについて学び、エクオールと食習慣の関係を研究しています。
現在は、卒業研究に向けて女性と健康に着目した乳がんとエクオール、その他疾患と食習慣に関連した英語論文を読んで発表し、研究内容をゼミ生同士で共有することで理解を深めています。
今回ゼミナールの活動として、5月に3年生8名で湘南記念病院を訪問しました。ここでは乳がんの啓発活動に力を入れている土井卓子先生に色々と教えていただきました。
MRIやCT、マンモグラフィーによる乳がんの機械を見せていただき、検査方法を教えていただきました。マンモグラフィーは10kgほどの圧力をかけ、胸を薄く伸ばすことで乳腺がはっきり見えるようになり腫瘍を観察しやすくなります。本来より低い約10kgの重りを実際に手にかけて体験しましたが、予想以上の痛さに衝撃を受けました。
[マンモグラフィーを体験している様子]
[乳がんについて学んでいる様子]
今回の病院見学を通して、乳がんの早期発見の大切さを学びました。
これからの活動としては9月にピンクリボン活動、11月にみどり祭に参加し、大豆製品を使ったメニューを紹介する予定です。
そして、女性の健康とエクオールの関係についても研究を進めていきます。
【家政学部 管理栄養学科】