2024年05月22日 (水)

授業紹介「家庭電気・機械」

4年春セメスターの「家庭電気・機械」の授業が開始し、学生たちは「運動伝達機構」について学んでいます。

私たちの身の回りには、たくさんの機械があり、日々の生活を便利にしています。機械の多くには、モーターなどの動力を伝えて目的の動作をするために「運動伝達機構」が組み込まれています。例えば、自転車のペダルを漕ぐ力を後輪に伝えるために「鎖歯車」と「チェーン」が使われますが、これも運動伝達機構の一種です。

授業では、歯車などの部品とブロックを組み合わせ、色々な機構を自分たちで作り・動かす演習を通じて、運動伝達機構の仕組みを学んでいきます。

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[ペアで演習に取り組みます]

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[ギアなどの部品とブロックを組み合わせます]


学生が作成した動力の方向を変更する機構です。手動で回すハンドルが横についている「かき氷器」や「コーヒーミル」の動作原理が理解できます。

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[学生の作った運動伝達機構]


教員志望の学生が自分の授業で活用するための練習として、動画撮影や発表資料の作成に「ロイロノート・スクール(小中学校で多く採用されているICT教育ツール)」を利用しています。

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[ロイロノートによる発表資料の作成]

衣食住をはじめとした生活に身近なものを「作りながら学ぶ」ことができるのも、家政保健学科の学びの魅力の一つです。


【家政学部 家政保健学科】