2023年11月22日 (水)

ゼミ紹介「心理生理学ゼミナール」

「心理生理学ゼミナール(廣田昭久教授)」では、こころとからだの関係性を中心テーマとして、自らが決めた研究テーマについて学び、それをまとめて発表し、その内容についてゼミ生全員で意見を交わし、議論をして、学びを深めていくというゼミナールです。自分が学びたいこと、興味のあること、やってみたいことを、自由に自ら学修し、行うことができるのが特徴です。4年生、3年生別に、週1回ゼミナールを行っています。自分が決めたテーマに沿って、関連する書籍や論文等を読み、それをレジメにまとめ、順番を決めて発表をしています。

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ゼミナールでの発表と議論を通して、各自が個別の卒業研究のテーマを決め、実験や調査を行い、それぞれが卒業論文としてまとめます。様々な関連する研究を参考にして、具体的な実験材料や器具を作成したり、自らの研究テーマに沿った質問紙を構成したりして、子ども心理学科や他学科の先生方や学生達の協力を得て、データを収集し、集計し、統計解析を行って、論文にまとめます。

今までに行われた卒業研究のテーマ例は以下のとおりです。化粧に関する研究、香りの印象・効果に関する研究、リラクセイションに関する研究、音楽の効果やリズム認知等音楽心理学的研究、記憶の研究、色彩の効果の研究(たとえば色と食欲、色と形)、また、警察マスコットキャラクター・黒猫・メガネ等の印象調査や、触感・皮膚感覚やその効果に関する研究、クラゲの癒やし効果に関する研究、フォントの印象の違い、顔の印象に与えるカラーコンタクトレンズの効果、雨のイメージと行動意識、ファン心理・ファン行動(推し)に関する研究等々、様々なテーマで卒業研究が行われてきました。

現在、4年生は卒業研究の鋭意取り組み真っ最中です。どのような結果を得て、どのような論文としてまとまるか、楽しみです。卒業研究の結果については、来年1月に開催される卒業研究発表会にて発表されます。

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【児童学部 子ども心理学科】