2023年11月17日 (金)
保育園で実践している多文化理解につながる世界の料理について、現役の保育園栄養士の方から学びました。
第9回の「多文化・コミュニケーション保育演習」のテーマは、「保育活動の工夫① 多文化の食を楽しむ」です。「せんがわみんなの家」で保育園栄養士として活躍されている櫻田さんをお迎えし、子どもたちの「食べてみたい!」を大切にした、食を通した国や文化の違いの理解、社会とのつながりを知る取り組みを紹介いただきました。
取り組みの主な柱は、①世界の料理、②郷土料理、③絵本メニューです。世界の料理への興味を促すだけではなく、日本の文化である郷土料理や、料理が出ている絵本を通して食への関心を引き出す給食やおやつが、栄養士さんの工夫のもと提供されていました。私たちが食べたことも、聞いたこともない料理がたくさんありました。
コーディネーターの榊原久子准教授からの、自身の経験を振り返ってどう感じたかの問いかけに「幼稚園では毎日お弁当だったので、こういう機会があれば良かった。」「保育園の給食は委託だったのでいつも同じようで冷めてもいたので」と学生の皆さん。保育園で展開されている多文化の食の世界に目も耳も(お腹も?)釘付けの1時間でした。
さて、次回はそれぞれが1つ選んだ「保育園で子ども達と食べたい世界の料理」について調べ、発表します。どんなメニューが紹介されるか、とても楽しみですね。
ディスカッションの様子
講義の様子
授業終了後の記念撮影(上段右:栄養士の櫻田さん)
【児童学部 児童学科】