2023年09月22日 (金)

2023年度から新設された「多文化・コミュニケーション保育演習」の授業が始まりました!

「多文化・コミュニケーション保育演習」は、2023年度に新しく開講された科目です。
この授業は、児童学科の教員5名がそれぞれの専門分野を活かしてオムニバス形式で展開します。
米国で子ども園を運営する園長先生や、保育現場で多文化の給食を様々に提供している栄養士の方をお招きし、多文化保育の実際についても学んでいきます。

秋セメスター最初の日、919日に記念すべき第1回目の授業を行いました。
授業の前半のテーマは、「身近になった多文化保育」です。
担当の小林保子教授が、国や民族の数だけ言語や文化があることや、保育の現場では多様な言語や文化背景をもつ子どもや家族が共に生活していることを学生に伝えました。

授業の後半のテーマは、佐藤淑子教授による「アンチバイアス教育」です。
「誰の心の中にも差別と偏見があります。2歳くらいになると、周りにある違いがわかるようになります。」と佐藤教授。
授業では、子ども達が差別と偏見について考えるきっかけとなる絵本が2冊紹介され、学生が読み聞かせを行いました。

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図書館と連携し、「差別についての絵本」のコーナーを設置しています。是非、図書館に行って手にとってみてください。

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【児童学部 児童学科】